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ゲームボーイやSwitchみたいなAndroidデバイスを続々と投入するAYANEO 「オマージュはするけどパクらない」と語るCEOの“ガジェット愛”

ITmedia PC USER / 2024年11月20日 13時30分

ゲームボーイやSwitchみたいなAndroidデバイスを続々と投入するAYANEO 「オマージュはするけどパクらない」と語るCEOの“ガジェット愛”

発表会に登壇するAYABIE CEOのアーサー・チャン(Arthur Zhang)氏。レトロゲーム機や小型PCはもちろん、MDプレイヤーは100台以上所有しているという

 11月20日、中国のAYANEOが日本の販売代理店天空と共同で発表会を開き、今後投入するモデルを明らかにした。詳細は別記事に譲るとして、ここでは発表会の概要をお届けする。

●胸ポケットにも入る小型ゲーム機「Pocket DMG」

 チャンCEOが「当時、ゲームボーイポケットをプレイした楽しい思い出を想起してほしい」と語る新モデルは「Pocket DMG」だ。3.92型の有機ELパネル(1240×1080ピクセル/419ppi)を搭載した縦型のゲーム機で、下部にジョイスティックやタッチパッドを備え、背面にはボタンも用意するなど、複雑なゲーム操作にも対応可能だ。

 発売は2025年2月を予定しており、メモリ8GB/ストレージ128GBモデルで8万4800円(先行予約で8万560円)、メモリ16GB/ストレージ256GBモデルで10万9800円(先行予約で10万4310円)、レトロカラー(メモリ16GB/ストレージ1TBモデル)は12万4800円(先行予約で11万8560円)となる。

 今回投入したRetroデザイン採用モデルについて、「私は本当に小型のデバイスが好きで、モバイルデバイスやPC、ウォークマンやMDプレイヤーもたくさん持っている。デザインについても、オマージュはするけど決してパクらない。ゲームに対する愛を感じてほしい」とアピールした。

 SoCは第2世代Snapdragon G3xで、最大16GBのメモリと1TBのストレージ、容量6000mAhのバッテリーを搭載する。本体にはバイブレーション機能も内蔵し、Wi-Fi 7の無線LANとBluetooth 5.3もサポートする他、microSDメモリーカードスロットとUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポートを1基備える。

 ボディーサイズは約91.5(幅)×151(奥行き)×15~23.3(厚さ)mm、重量は約278gとポケットにも入れやすい。OSはAndroid 13だ。

●165Hzの高リフレッシュレート対応ポータブルゲーム機「AYANEO Pocket EVO」

 一方の「AYANEO Pocket EVO」は、7型で165Hzのリフレッシュレートをサポートした有機ELパネルを採用する。SoCは第2世代Snapdragon G3xで、最大16GBのメモリと512GBのストレージ、容量8600mAhのバッテリーを内蔵している。

 ボディーサイズは約260.5(幅)×100(奥行き)×17~33.9(厚さ)mm、重量は約478gとなっている。2025年2月7日に発送予定で、価格は8万9800円(セール価格を除く)からだ。

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