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ジャストシステムが文字起こし機能を強化した「一太郎2025」を発表 2025年2月7日に発売

ITmedia PC USER / 2024年12月2日 13時45分

ジャストシステムが文字起こし機能を強化した「一太郎2025」を発表 2025年2月7日に発売

一太郎に毎年恒例の新バージョンが登場

 ジャストシステムは12月2日、日本語ワープロソフト「一太郎2025」を2025年2月7日に発売することを発表した。店頭販売のある「通常版」の想定ライセンス価格は以下の通りだ(いずれも「ATOK Passport プレミアム」の1年間利用権が付帯)。

・一太郎2025:2万7500円

・一太郎2025 プラチナ:4万7300円

 両者には、既存の一太郎ユーザー向けの「バージョンアップ版」、同社アプリやMicrosoft Officeのライセンスを持っている人向けの「特別優待版」、学生/教員向けの「アカデミック版」、同社のサブスクリプションサービス「ATOK Passport プレミアム」の契約者向けの「ATOK Passportユーザー優待版」も用意される。

●一太郎2025の概要

 一太郎2025は、ジャストシステムの「一太郎」シリーズの最新バージョンとなる。「蓄積した知識と情報の活用」をより進めるべく、以下の機能を新たに実装している。

・音声/動画ファイルからの文字起こし機能

・画像ファイルからの文字起こし機能

・文章校正における「誇張表現」の検出機能

・「JUSTチェッカー」を通してWebブラウザでも利用可能

 また、従来バージョンにも搭載されていた以下の機能も機能改善されている。

・音声入力機能

・句読点の自動挿入に対応

小説投稿サイトとの連携機能

・投稿サイトごとの記法ルールに自動準拠させることが可能

・「小説家になろう」「カクヨム」など8サイトに対応

アウトプットナビ(印刷支援機能)

・コンビニエンスストアでのプリントサービスとの連携も可能に

・シャープマーケティングジャパンの「ネットワークプリントサービス」では直接印刷も可能(ドライバの組み込みが必要)

 ジャストシステム製の各種アプリやフォントパックが追加で付属する「一太郎2025 プラチナ」では、ATOK Passportで使える「岩波国語辞典 for ATOK」が新たに加わる他、一太郎の40周年を記念してフォントパックが5社20書体に“増強”される。

●ATOK Passport(Tech Ver.35)の概要

 一太郎2025のリリースを前に、ATOK PassportのWindows版にも2025年2月3日にメジャーアップデート(Tech Ver.35)が行われる。

 新バージョンでは、2023年のメジャーアップデートで実装された「ATOKハイパーハイブリッドエンジン」を刷新し、個人の“変換強度”を加味した候補の優先表示に対応する他、利用者の属性に合わせた辞書をクラウド経由で追加できる「ATOKわたしの辞書プラス」を利用できるようになる。

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