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Socket AM5向けの新チップセット「AMD B850/B840」搭載マザーボードが一斉デビュー

ITmedia PC USER / 2025年1月14日 11時0分

Socket AM5向けの新チップセット「AMD B850/B840」搭載マザーボードが一斉デビュー

パソコン工房 秋葉原パーツ館に並ぶB850/B840マザーボードのトールケース

 1月7日、Ryzen 9000シリーズに対応する新チップセット「AMD B850」「AMD B840」を搭載したマザーボードが各社から一斉に売り出された。価格は2万2000円弱から6万円弱となる。

●「動きは……まだないですね」――AMD B850/B840マザーの反響

 2024年10月に搭載マザーボードが登場したAMD X870E/X870の下位にあたるチップセットで、USB4の標準サポートはB850/B840共に省かれている。PCIeレーン数(4.0/5.0)は、X870Eの44/24、X870の36/24に対して、B850は36/4、B840は34/0となる。また、B840はRyzenのオーバークロックに対応しない。

 合わせて20モデルが各ショップのマザーボード売り場に並び、棚の顔ぶれを大きく変えたが、ユーザーからの反響はまだ多くはない様子だ。あるショップは「下位チップセットといっても価格がなかなかですからね。価格が落ち着くまでは、顔見せ程度の存在になるんじゃないかなあと思います」と冷静に話していた。

●新チップセットが登場しても揺るがないAMD B650搭載マザーの人気

 様子見されているAMD B850/B840マザーボードを尻目に、年明けからも複数のショップで好調に売れているのがAMD B650マザーボードだ。2022年10月に登場した際は3万2000円前後~5万9000円前後だったが、現在は2万円以下で買えるモデルが複数見つかる。

 パソコン工房 秋葉原パーツ館は「Socket AM5でバリバリのハイエンドを目指さないのであれば、コスパは断然B650マザーですね。いずれB850/B840に置き換わっていくと思いますが、まだ潤沢に在庫があります。当面は今のトレンドが続きそうですね」と話す。

 複数のショップで売れ筋に挙げられていたのはASRockの「B650 Steel legend WiFi」で、2万7000円弱の値がよくみられた。また、パソコン工房 秋葉原パーツ館ではMSIの「B650 GAMING PLUS WIFI」と「MAG B650 TOMAHAWK WIFI」がヒットしているという。価格は1万4780円と1万8980円だった。

●ギガバイトからATX電源ユニット2モデルが登場

 ギガバイトからは電源ユニットも登場している。定格850Wの「UD850GM PG5(rev. 2.0)」と750Wの「UD750GM PG5」で、価格は1万9000円強と1万5000円強となる。

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