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現代トレンドを反映しつつ、12万9800円スタートの良質なスタンダードPC「mouse B4-I5U01SR-A」を試す

ITmedia PC USER / 2025年1月16日 12時0分

 本機のインタフェースを見ていこう。USB Standard-A端子を3基とUSB Type-C端子を1基備え、USB Type-C端子は背面にあり、ディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)とUSB PDにも対応する。

 USB端子に加え、HDMI出力、有線LAN(1000BASE-T対応)、SDメモリーカードスロット(UHS-I対応)、ヘッドセット端子(CTIA)も搭載する。なお、通信機能としては、有線LANの他にWi-Fi 6E対応の無線LAN、Bluetooth 5を標準でサポートしている。

 液晶ディスプレイ上部には約200万画素のWebカメラと、顔認証用IRカメラ、アレイマイクを内蔵する。Webカメラは物理的にレンズを隠せるプライバシーシャッター付きで、意図せず映像が配信されてしまう不安なく使うことができる。

●ワンランク上のスペックを備えた14型液晶ディスプレイ

 14型の液晶ディスプレイは1920×1200ピクセル(WUXGA/アスペクト比16:10)表示に対応する。一般的な1920×1080ピクセル(フルHD)よりも縦の表示領域が多く、縦長の文書やWebページの表示に適している。

 また、色域はsRGBを100%カバーしており、ビジネス用途はもちろん、クリエイティブやエンターテイメント用途にも対応できるワンランク上の内容だ。パネル表面はノングレア仕上げで、照明などが映り込みにくい。

 キーボードはテンキーレスで、比較的素直な配列だ。キーピッチは約19mm(実測だと縦方向が18mm)、キーストロークが約1.2mmとなっている。スイッチの感触は悪くはないが、長文の入力をバリバリとする用途にはやや頼りなさはある。

●旧世代ビジネスPCを圧倒するパフォーマンス

 ここからは、ベンチマークテストの結果を掲載する。Windows 11の電源設定は「最適なパフォーマンス」、Mouse Control Centerで設定できる動作モードは「バランス」で測定した。

 結果を見ていくと、Core i5-8250U(4コア8スレッド)を搭載した旧世代PCをいずれのテストでも圧倒するパフォーマンスを獲得している。この比較対象くらいのPCをまだ現役で使っている人も少なくないと思われるが、リプレースすれば生産性の向上は間違いないところだ。

●コストパフォーマンスに優れた良質な実用スタンダードPC

 mouse B4-I5U01SR-Aは、ビジネスシーンや学習用途で快適にこなせる性能を備えつつ、良質なボディーと液晶ディスプレイ、そしてプライバシーシャッター付きのWebカメラや顔認証カメラ、画面出力とPC充電に対応するUSB Type-C端子を備えている。現代のビジネスの現場で必須となりつつある装備をしっかりと備えており、使い勝手も良い。実用PCとしてソツのない仕上がりだ。

 標準構成の価格は12万9800円で、BTOカスタマイズでSSDを1TBに増量すると14万3000円になる。標準で3年保証が付帯することもあり、コストパフォーマンスは十分に高いといえるだろう。

 2025年10月に控えるWindows 10の延長サポート終了に備えたい人、リモートワークやリモート学習用にPCの新規導入またはリプレースを考えている人は注目に値する製品だ。

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