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IntelはB860マザー、AMDはB850/B840マザー、共に漂う“熟成待ち”の気配

ITmedia PC USER / 2025年1月20日 12時0分

 実際、前世代のミドルクラスチップセットである「Intel B760」搭載マザーボードは、2023年1月に第13世代Coreシリーズの末尾Kなしモデルと同時に売り出されている。今回も両者がそろってから動き出すと読む向きが多勢だ。

 一方のAMD B850/B850マザーボードは、「Ryzen 7 7800X3D」や「Ryzen 7 9800X3D」などのX3Dシリーズの再入荷を待っている人が多いとの見方がある。某ショップは「Intelの足並みがそろっていない今がチャンスなのに、AMDはX3DだけでなくRyzen全般で品薄傾向にあります。いろいろ調整が難しいんでしょうが、本当にもったいないですよね」と嘆いていた。

●ASRockからAMD B850マザー2モデルがデビュー

 CPU待ちの気配が漂う中で、AMD B850マザーボードも新製品が登場している。

 ASRockのMini-ITXモデル「B850I Lightning WiFi」とATXモデル「B850M Pro RS WiFi」で、価格は順に4万5000円前後と3万6000円前後となる。

 特に注目を集めているのは「B850I Lightning WiFi」だ。2.5GbE対応の有線LANとWi-Fi 6E対応の無線LANを搭載し、PCIe 5.0接続のM.2 SSDスロットやDisplayPort Alternate ModeをサポートしたUSB 3.2 Gen 2 Type-Cポート、ゲーミングデバイスに最適化したUSB信号が送れるLightningゲーミングポートなどを備える多機能な仕様となっている。

 パソコンSHOPアークは「最近はPCケースの大型化の反動もあって、逆にコンパクトにマシンを組みたいという人も増えています。多機能なMini-ITXマザーボードを求める人が増えているので、ちょうど刺さる製品だと思います」と話していた。

●「水冷PC読本vol.17」の取り扱いも始まる

 自作マシン周辺の新製品としては、オリオスペックが自作サークル「UNT2works」の解説本「水冷PC読本vol.17」の取り扱いを始めている。価格は1320円だ。

 コミックマーケット105で初披露された自作本で、最新パーツを使った水冷自作の詳細を図解付きでまとめている。同店は「恒例の読本ですね。パーツの一式と読本をセットで買って、教科書として使っている人もいますね。一定の信頼性と深度がある情報をひとまとめに得るとなったら本が便利ですから。一般流通する自作本や雑誌が少なくなっている中で、こういう需要もやっぱりあります」と話していた。

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