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“消える職業”の仲間入り…これからのネイリストが生き残る道とは?

Itnail / 2016年4月10日 17時0分

“消える職業”の仲間入り…これからのネイリストが生き残る道とは?

10年後に消える職業として、電話オペレーターやレジ係と共にリストアップされてしまったこともあるネイリストという職業。捉え方は人それぞれですが、なぜ「消える」と言われたのかをちゃんと理解した上で、ネイリストとして生きて行く道を今からしっかりと考えて行動に移せば、一生ネイリストとして仕事していけるはず!今回は、これからのネイリストの課題について注目してみました。

ネイリストが“消える職業”とされた理由は?

【イットネイル】2014年に“雇用の未来”について特集した週刊現代の記事の中で「消える職業/なくなる仕事」一覧の中にネイリストが入っていたのをご存知でしょうか?
厳密には“コンピューターに代わられる確率の高い仕事”として挙げられた仕事の中にネイリストが入っています。

この記事では、前提としてロボットなどの機械で代替えがきく仕事内容のものは「消える」と定義されています。
そして、ネイリストについても“ネイルを施術するだけであれば機械化することで可能になるから”というのが、ネイリストが「消える職業」の1つとして挙げられた主な理由のようです。
オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

via gendai.ismedia.jp
(註)オズボーン氏の論文『雇用の未来』の中で、コンピューターに代わられる確率の高い仕事として挙げられたものを記載
via オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
電話オペレーターやレジ係なども消える職業とされ、
今後、様々な職種は機械化されていくと考えられます。

一方で、“人工知能のある機械をもってしても代替えの可能性が低い職業”として
“ネイル・アーティスト”が挙げられている事例もあるのは興味深いことですね。
能ある鷹も 爪を剥がし 近い将来「消える職業、なくなる仕事」の傾向を知っておこう!

via utsunomiyasoh.blog.fc2.com

これからの“ネイリスト”に求められるもの

「手に職を」

そう思ってネイリストの道を選ぶ人も多いと多いと思います。

結婚しても、子供を産んでも
手に職があれば、ずっと仕事をしていける!

ネイリストになる時に描いたライフプラン。

でも、実際に女性特有の岐路に立った時、
ネイリストとして仕事を続けていくことに難しさを感じて、違う職業につく人も少なくないと思います。
ネイルデザインマガジン毎日更新|最新のネイルサロンとネイルスクールもネイル求人検索|itnail-イットネイル

via itnail.jp
ネイリスト=ネイル技術のある人という風潮がネイル業界にある今、
確かにネイルの技術さえあればネイリストになれるかもしれません。

でも、そろそろその前提を考え直してみませんか?

どんな職業でもプロフェッショナルである以上、常に色々なスキルを身につけ続けていかなければ生き残ることはできません。

例えば、フライトアテンダントさんを例にして考えてみると、新卒で入社した時はフライトに慣れることから始まり、
接客スキル、語学力、マナー知識、人命救助スキル、人材育成、販売している商品知識から海外情報などなど…

フライト時の業務に必要な多くの知識を覚えるだけではなく、それらを正しく使用する技を身につけていかなければ、
腰掛けで働いているのと変わらず、結果的に退社するしか道はなくなってしまうでしょう。

ネイル技術だけじゃない“スキル”を身につけることが重要

ネイルデザインマガジン毎日更新|最新のネイルサロンとネイルスクールもネイル求人検索|itnail-イットネイル

via itnail.jp
せっかくネイリストとして生きる道を見つけて、技術習得に時間を費やしたなら、
それを上手に活かして結婚や出産後もネイリストとして活躍できる準備をすることが大切です。

具体的にどうしたらいいでしょうか?

その答えは、

“技術向上だけでなく、お客様と共有する施術時間がどれだけ価値のある時間であるか”

このことに重点を置いてスキルアップすることが、
ネイリストとして生き残る重要なキーポイントになります。

前述したように、フライトアテンダントさんが職務を全うするために様々なスキルを身につけていくように、ネイリストにもできること、していくべきことは沢山あります。

ネイルの技術だけでなく、語学力をつけることで海外から来日される方を接客することでサロン収益を上げたり。
商品知識を身につけることでネイル施術以外の商品を販売したり。
一時的にサロンワークが出来ない結婚や出産の期間も、サロンにとって有益な新人育成をしたり。
それらが実現できれば、ネイリストとしての枠を越えたワークスタイルを確立する道が見えてきます。

そうなれば、一生ネイルと関わりながら仕事をすることも現実的なものにできるようになるのではないでしょうか?
コンピューターでは真似のできない、人間ならではの能力を伸ばすことでネイリストを消えない仕事としていくことができるはずです。

ネイリストとして生き残るには?

ネイルを一生の仕事とするためにはどうしたら良いでしょうか?

まず、「お客様にネイルを施すことだけがネイリストの仕事である。」という考えを持っているのであれば、その考えをなくしましょう。
ネイルデザインマガジン毎日更新|最新のネイルサロンとネイルスクールもネイル求人検索|itnail-イットネイル

via itnail.jp
人それぞれ、悩みや心配事は常につきまとっているもの。
それを施術時間中にたくさん吐き出していただけるような準備を日頃から欠かさない事は大切です。
ロボットには出来ない、人間だからこそできる解決策をご提案できるように、日頃から様々な情報を自分自身にストックすることを心がける。
それを続けることで、あなたはお客様にとって唯一無二の存在になることができるはず。

そんな存在になることを目標にサロンワークを続けていくことが、ネイリストとして一生を生き抜けるかどうかの分かれ道になると思います。

ネイリストとして生きる道。まとめ。

迷ったら、これにしとけば外さない!飽きないネイルデザイン10選|ネイルプレス

via nail-press.jp
消える職業と言われている「ネイリスト」を、消えることのない職業にするためにしなくてはいけないこと。

それは…

●ネイル技術以外のスキルを身につけることの重要さを、ネイリスト自身が気付くこと

●「このネイリストさんに出会えてよかった!」とお客様から思ってもらえるように、ただ「ネイルをする」だけではなく実際に様々なスキルを身につけていくこと

●身につけたスキルが、スキル習得に費やした時間以上の価値となり、結婚や出産に左右されないネイルを軸にしたワークスタイルを確立して仕事をしていくこと

だと思います。

ネイリストの皆さん!
ネイルをキレイにすることで生み出せるパワーの大きさを最大限に引き出せるかどうかは、ネイリスト次第です!!

ネイルを文化にできるかどうかの未来も、今ネイリストとして活躍されている皆様の向上心次第で変えることができるかもしれない。
そんな今、動かないなんてもったいない!

例え少しづつだとしても、今までと違うことを日々の生活に取り入れていくを心がけて、ネイルを人間にしかできない文化にしていきませんか?

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