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あなたの知らない!ネイルの世界を読み解きます。〜ネイルの歴史編〜

Itnail / 2016年4月10日 13時0分

あなたの知らない!ネイルの世界を読み解きます。〜ネイルの歴史編〜

普段何気なく塗っているネイルポリッシュやジェルですが、女性がお爪を化粧する、爪を美しく飾るというものは遥か昔からされていたのです。そんな知って得するような、しないようなネイルの歴史を読み解きましょう。

ネイルの歴史は古代エジプト時代(紀元前3000年前)から!

via itnail.jp
【イットネイル】ネイルの歴史は以外と古いんです。なんと、古代エジプト時代にさかのぼります。古代エジプト時代のミイラのつめ先を見ると、今でいうネイルと同じような装飾がしてあるのです。今のようなポリッシュやジェルはもちろんないですので、この時代は天然の色素、ヘンナ(植物やお花の汁)を使って染めているのです。この時代のおつめの色は階級を表すものの一つともなっていました。
また、アジアの唐の時代の楊貴妃は爪を染めていたという有名なお話もあります。世界中でお爪に装飾をするという文化は古くからあるのですね。

ネイルの歴史の近代のネイル文化はアメリカで発展したもの!

via itnail.jp
近代のようなネイルポリッシュがではじめたのは1920年代に自動車の量産化のためにアメリカで作られた速乾性のラッカーが、そして1930年代のエナメル(ネイルカラーポリッシュ)として応用されたものが出てきました。ここからネイルの発展に繋がったのです。当初はピンクなどのナチュラルカラーが多かったのですが、次第に社交界の女性や女優たちの間で使われた真っ赤なネイルが流行しはじめました。これは今の時代も続いていますよね。
その後、人工的に自由に長さを変える付け爪やスカルプチュアもできるようになりました。このスカルプチュアは歯科用の材料を流用したものです。いろんな産業の応用がネイル文化に息づいているのですね。

ネイルの歴史▷日本ではどんな歴史があるの?

via itnail.jp
日本では平安時代に「つま紅」と呼ばれる鳳仙花で作られた染料で爪を染めていました。日本にネイルポリッシュが伝えられたのは明治40年頃と言われています。欧米からラッカー式のエナメルが輸入されはじめ広まったのです。1980年ごろからはネイルで爪に色をつけるということだけではなく、ネイルケアの重要性も広まってきました。

日本でのネイルアートのブームの火付け役であるのは1988年ソウルオリンピックで短距離ランナーとして活躍したジョイナー選手です。長いお爪に、綺麗なおつめは日本の女性も憧れを抱くようになりました。日本でもアメリカのネイル技術を得たネイリストが誕生し、ネイル専門サロンも次々とオープンしました。その後はネイルスクールなども多くでき、1990後半にはネイルの大ブームが起こります。

今現在、みなさんがこうやってネイルを楽しめているのもこういった歴史があってこそなんですね。



Itnail編集部

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