爪のでこぼこはどうしてできるの?気になるでこぼこの原因を解明!【ネイルケア/ハンドケア】
Itnail / 2015年11月2日 17時0分
爪の異常にはすべて原因があり、治すためにはその原因を知ることがいちばんです。今回はでこぼこ爪の原因と併せ、根本的な治し方をご紹介したいと思います。
これって身体のSOS!?爪のでこぼこ3タイプ
1.縦線が入っている
2.横線が入っている
3.湾曲している
こうした異常にはすべて原因があり、治すためにはその原因を知ることがいちばんです。今回はでこぼこ爪の原因と併せ、根本的な治し方をご紹介したいと思います。
1.縦線でこぼこの原因と対策
老化と乾燥
爪も、肌と同様、乾燥に弱いもので、乾燥することで老化の速度を速めるとも言われています。
【対策】
爪の乾燥対策は、それすなわち、老化対策ともいえるでしょう。保湿ケアを徹底し、潤いをキープしましょう!
■ハンドクリームとネイルオイルのダブル使い
まずは、ハンドクリームを指先まできちんと塗るよう心がけましょう。特に爪の周辺は丁寧に、揉み込むように塗りましょう。
その後、「ネイルオイル(キューティクルオイル)」でダブル保湿。ハケで塗るので爪周りだけをピンポイントで保湿できます。
■水回りの家事の注意
食器を洗うときは、熱めのお湯を避け、ぬるま湯で洗いましょう。洗剤も手への刺激が強いため、ゴム手袋の着用を。
■洗った手はハンカチで拭く
デパートや駅のトイレに設置されている温風乾燥機は、できるだけ使用を避けましょう。温風乾燥機は、水分を蒸発させる際に、必要な潤いまで持っていってしまうのです。自然乾燥も、また同様。
過剰な乾燥を防ぐためにも、洗った手は、ハンカチやタオルで拭きましょう。
2. 横線でこぼこの原因と対策
爪の根元のダメージ、または、栄養不足による成長不良
爪の根元には爪母(そうぼ)という爪をつくる工場があります。ここでつくられた爪が徐々に上に伸びてゆく訳なのですが、この工場の働きが正常でない場合、横線のでこぼこが現れてしまいます。
〈考えられる具体的要因〉
・どこかに爪をぶつけた
・間違った甘皮処理によるダメージの積み重ね
・栄養不足
・不規則な生活
【対策】
■正しい甘皮処理をする
甘皮処理は爪の印象がアップするメリットがある一方、不適切な処置によって、爪母を傷つけてしまう恐れがあります。
自分で処理する場合は、プッシャーで押しすぎないこと。ガーゼで拭き取る際にも、力を入れすぎないよう注意して。
サロンで処理しているのに横線が出ているという方は、ネイリストさんの処理方法が不適切な場合があります。甘皮処理の際、痛みを感じたならば、サロンを変えた方が良いこともあるでしょう。
■タンパク質と亜鉛を摂る
レトルト食品やカップラーメンばかり食べているという方は、まずはその回数を減らすことから心がけてください。その上で、栄養のバランスに留意して、タンパク質と亜鉛を含む食材を意識して食べましょう。
〈タンパク質〉
爪の主成分はケラチンというタンパク質。タンパク質が摂れていないと、つくることができません。
食材例:肉・魚(するめ、煮干しなどが多い)、卵、乳製品、大豆
〈亜鉛〉
新陳代謝を促す効果アリ。健康的な爪づくりの強力なサポーター。
食材例:牡蠣・のり・しじみ・肉・納豆
■睡眠をしっかりとる
爪は寝ている間につくられるもの。良質な睡眠は健康な爪づくりに必要不可欠な存在です。
質が重要なので、長時間寝れば良いというものではないですが、最低でも6時間。また、毎日きちんと寝ることが大切なので、寝溜めは無意味と言えるでしょう。
縦線でこぼこの原因と対策
身体の内部異常
爪が薄くなり、先端が湾曲している症状は、「卵殻爪(らんかくそう)」と呼ばれます。これは、栄養障害や内臓疾患など、身体の内部の異常が原因。薬が原因で起こるケースも、稀に見受けられています。
【対策】
■無理なダイエットをやめる
同じものしか食べない、絶食する、極端に食料を減らすなど、食事に関係する過剰なダイエットをしている方は今すぐにでもやめましょう。体重が減っても身体が悪くしては、全く以て意味ありません。
■皮膚科または病院へ行く
ダイエットの心当たりがないという方は、自己治療は困難です。ぜひ一度医療機関へ。爪が非常に割れやすい状況なので放っておくのは危険ですし、何か異常があるという身体からのSOSの可能性が高いです。
最後に
Itnail編集部
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