知っていれば防げる!子どもの室内事故を起こさない予防法

イクシル / 2019年7月12日 12時0分

浴室などでの溺死事故は4割にも

〈浴室での事故例と予防〉

厚生労働省の調査では(2016年)1~4歳児のうち家庭内の事故で亡くなったのは45人。このうち浴槽などでの溺死は18人と4割を占めています。

・大人が髪を洗っている間に風呂のフタに乗せられていた赤ちゃんが湯舟に転落した/着替えをとりにいったわずかな時間に浴槽に転落した
→お風呂では転倒や転落事故が多数発生しています。中でも浴槽への転落事故は1歳~1歳未満の子どもでは重篤になるケースが多いので大人は特に注意が必要です。浴槽のフタに赤ちゃんを乗せるのは非常に危険です。そして、3歳以下の子どもと一緒にお風呂に入る時はわずかな時間でも目を離さないことが重要です。

・大人の留守中に浴槽のふたにふざけて乗って転落し溺れかけた
→大人には何でもなくても浴槽の残し湯は、子どもにとって危険な場所です。子どもはわずか10cmの深さでも溺れることを改めて認識しましょう。小さい子どもがいる家では、浴槽に残し湯をしないように習慣づけましょう。

秋に多いベランダからの転落事故

〈ベランダの事故例と予防〉

東京消防庁の調べによると、ベランダの転落事故の多い季節は10月、11月だとか。秋になって家の中で遊ぶ機会が増えるからかもしれません。

・転落事故の原因となったもの:エアコンの室外機/物干し用の台/ごみ箱/三輪車/大型の植木鉢/テーブルやいす/物置
→現在、建築基準法でベランダの手すりの高さは、5歳児の平均身長とほぼ同じの1.1m以上と決められています。しかし、子どもは、足がかりになるものがあれば、その高さを乗り越えてしまうということを念頭においておきましょう。転落事故につながる足がかりになるものがベランダにある場合は、片づけるか注意を払うことが必要です。

すぐにできる子どもにとって安全なお家づくりのポイント 『
・歯ブラシ:歯ブラシを口に入れたまま転倒し、大けがをする事故も絶えません。歯磨きは毎日するものだけに、歯磨き中は歩いたり走ったりしないように徹底させましょう。
・扉:子供は隙間に指を入れてしまいがちです。扉には指はさみ防止のドアストッパーを
・ストーブ:ストーブガードをつけるなどして子どもが近づけないように。また、安全面を考えるならオイルヒーターなどの温熱式のものにするのも。
・浴槽:洗い場や浴槽内は滑りやすいので、滑りどめマットやシールで工夫を。
・階段:階段には転落防止の柵を設けましょう。また、階段に滑り止めシールを貼るのも。
・台所:一人で台所に入れないように、柵などでガードをしましょう。
また、以外と多いのがテーブルクロスを引っ張ってしまうという事故。つかまり立ちをする頃になると非常に危険です。テーブルクロスはやめるようにしましょう。
・家具:家具の縁にぶつかる事故も多くあります。クッション材などでガードする安全グッズをとりつけましょう。 』

子どもを守るための各庁のお役立ち情報

・消費者庁「子ども安全メールfrom消費者庁」
0歳~小学校入学前の子どもの事故防止のための注意点や豆知識を、毎週木曜日に発信。パソコン・携帯で受け取れます。利用には登録が必要です。

・消費者庁「子どもの事故防止ハンドブック」
0歳から6歳(小学校に入学前の未就学児)の子どもの起こりやすい事故とその予防法、もしもの時の対処法のポイントをまとめたものです。

・東京消防庁「救急搬送データからみる乳幼児の事故」
東京消防庁では、過去の事故例を知ることから事故を予防しよう、という考えのもとデータをまとめています。

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