子供のアトピーのために、食生活で気をつけることは?

イクシル / 2014年10月5日 11時0分

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お子さんが生後6カ月頃からアトピーが出始め、2才9カ月の今でも治療中です。薬を塗ったりする以外にも、アトピーを改善するために家庭でできることは何かないかと、医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイト「なるカラ」に相談をいただきました。この相談に対し、看護師さんや薬剤師さんたちはどのようにアドバイスしているのでしょうか。

お子さんのアトピーについての相談:娘のアトピー。食生活で良いもの・悪いものを教えてください

娘さんがアトピーで、薬を塗ったり掃除をまめにしたり、生活環境に気を配っているという相談者の方ですが、食事面でも何か気をつけることがあれば知りたいと言っています。アトピーに良い食べ物・悪い食べ物などがあれば、教えてほしいようです。

『現在2才9カ月の娘は、6カ月の頃から湿疹が出始め、アトピーと診断されました。今も通院していて保湿を毎日行い、湿疹があるところだけステロイドを塗っています。薬の他にも、掃除をこまめにしたり洗濯用の洗剤を敏感肌用にしたり、ということはしているのですが、食生活面でももっとアトピーを改善させられないか、と思っています。食品添加物をなるべく使わないようにはしているのですが、それ以外で何か気をつけることや、アトピーに悪い食品・良い食品があれば教えてください。(40代・女性)』

腸内環境を良くすることが大切。自然素材を使った和食中心の食事が理想的

アトピーを改善するためには、腸内の環境をよくすることが大切だと言われているようです。昔ながらの和食を中心とした食事を心がけ、更に調理の際の調味料などにも気を遣うとなおよいと、看護師さんたちはアドバイスしています。

『アトピーには、腸内環境が大きく関与していると最近言われています。添加物等には気をつけておられるようですので、野菜中心の食事にして、調理の際には良質なオイルを使用してください。加熱料理にはオリーブオイル、ドレッシングなどにして生で摂るなら亜麻仁(アマニ)オイルがおすすめです。(薬剤師)』

『食事は、和食中心で添加物を極力少なくし、発酵食品を食べる。基本的に「おばあちゃんの時代の食事」を参考にしてみてください。(薬剤師)』

『電子レンジを使うと食材が変質しやすいので、できるだけ手作りで作りたての食事を与えるようにするとよいでしょう。白砂糖よりもキビ砂糖やオリゴ糖を使い、大豆やゴマ・アロエ・乳酸菌を含む食品はアトピーに効果があると言われているので、おやつにはチョコレートなどよりアロエヨーグルトなどがよいでしょう。(看護師)』

『大豆から作られた味噌は、酵素が豊富で乳酸菌も入っていますので、お味噌汁は手軽に作れておすすめです。その際だしは粉末ではなく、煮干しや昆布・鰹節などを使うと更によいでしょう。添加物の入ったレトルトやインスタント、酸化した油は症状を悪化させるので、スナック菓子やコンビニのお弁当やファーストフードなどは与えない方がよいです。(産科看護師)』

『もち米にはリノール酸が含まれており、アトピーの症状を悪化させる可能性があるので、おもちは避けた方がよいです。また、リノール酸は植物性油にも含まれているので、調理の際には注意してください。(看護師)』

アトピーには腸内環境が大きく関わっているようですので、普段の食事はとても重要です。食材そのものの他にも、使用する油や調味料などに、アトピーを悪化させる原因となる物質が含まれているものも多くあります。また症状がひどい時は、薬を使うこともアトピーを治すためには重要ですので、食生活などの改善と並行して、医師の指示通りに薬の使用も続けるようにしましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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