妊娠後期に入りお腹に痒みが。これは妊娠線の前ぶれなの?

イクシル / 2014年11月3日 8時0分

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妊娠9カ月に入った妊婦さんが、最近お腹の表面に痒みを感じるようになったと言っています。見た目は何ともないようですが、これは妊娠線ができる前ぶれではと悩んでいる相談者に対し、看護師さんたちは何と説明しているのでしょうか。

妊婦さんからの相談:「最近お腹が痒いのは、妊娠線ができる前ぶれでしょうか」

『妊娠9カ月の妊婦です。原因がわからないのですが、最近お腹の皮膚が引きつるためか、お腹周辺が痒くなります。入浴中に鏡を見たかぎり妊娠線はないですが、これからできたりするのでしょうか。予防のためのマッサージは知っていますが、オイルなどを塗る場合痒みが広がる気がします。何かよい方法があれば教えてください。(30代・女性)』

これから臨月にかけて妊娠線ができる可能性も

ホルモンの影響や皮膚が引っ張られることで、お腹に痒みが出ることがあるようです。出産予定まであと1カ月だと、これからまだお腹が大きくなるので、妊娠線ができる可能性はあるかもしれません。

『お腹の痒みですが、妊娠性掻痒(にんしんせいそうよう)といって、妊娠後期によくみられるようです。妊娠によるホルモンの影響や皮膚が伸びたために、胆のうや肝臓が圧迫されて胆汁の流れが悪くなっておこると言われ、掻きむしると妊娠線になる可能性があるようです。(産科看護師)』

『お腹が大きくなるにつれて皮膚が引っ張られ、皮膚下の筋組織まで引きちぎられるように破壊されます。その組織自体は小さいものなので、引きちぎられる痛みというよりも痒く感じるようです。その筋組織が破壊された痕が、妊娠線です。(看護師)』

『妊娠中はホルモンの影響でお肌の調子が悪く、ザラザラと乾燥したような感じになることがあります。9カ月だともう少し赤ちゃんは成長するので、妊娠線もこれからかもしれません。お産の時にいきんで切れる場合もありますし、全く現れない人もいます。(皮膚科看護師)』

十分な保湿で、皮膚を柔らかく保つことが大切

マッサージクリームなどでしっかりと保湿し、お腹の皮膚を柔軟にしておくと妊娠線はできにくいようです。ただし痒みが強くなるなどの症状があれば、医師に相談した方がよいでしょう。

『妊娠中の皮膚は敏感になっていますので、ボディーソープは刺激の少ないものを使用し、下着も肌触りのよいものを選ぶようにしましょう。妊娠線予防のクリームや保湿クリームで治った方もいるようですが、痒みが強い場合は医師に相談して軟膏を処方してもらうとよいでしょう。(産科看護師)』

『保湿を心がけ、マッサージなどで対処した方がよいかもしれません。妊娠線は、上からは見えないお腹の下の方にできやすいです。私の場合、油断していたら既にたくさんの線が入っていました。手鏡で下から観察して手入れしてください。(産科看護師)』

『妊娠線の予防法としては、保湿剤などを使い皮膚の弾力性を保つことです。私も、自分のお腹を上からみて妊娠線がないと思っていたのですが、産後に見ると下腹部にできていました。見えない場所のお手入れが大切ですね。(皮膚科看護師)』

妊娠中は、どんどん大きくなるお腹が皮膚に負担をかけ、またホルモンの影響もあって妊娠線ができやすいようです。保湿を心がけて、皮膚を柔軟に保つことが大切だとアドバイスいただきましたが、痒みが続くようなら病院の受診も検討してみてください。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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