幼児期の皮膚病について

イクシル / 2014年11月22日 18時0分

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大人に比べて子供の皮膚は薄く、とても敏感なため、肌トラブルが起きやすくなっています。今回の相談者の方も、肌トラブルを抱える娘さんに処方された塗り薬のことで悩んでいますが、薬剤師さんや看護師さん達はどう答えているのでしょうか。

30代ママからの相談「子供の皮膚病に処方されたリンデロン系の塗り薬は安全?」

『6歳の娘がとても虫に刺されやすいので、困っています。傷も治りにくいので病院へ行くと、決まってリンデロン系の塗り薬が出されます。先日は蕁麻疹でも原因不明なのに同じ薬でした。確かに塗り続けると2~3日で症状は良くなりますが、ある病院では1週間以上使わないでくださいと言われ不安になりました。 この薬は何か副作用があるのでしょうか。また、幼児期の皮膚病はこの薬しかないのでしょうか?(30代、女性)』

医師の指導のもとであれば極めて効果の高い薬です

リンデロンはステロイドの外用薬の一種であり、虫さされや蕁麻疹、その他色々な皮膚の症状に処方されます。「ステロイド=マイナス」のイメージがありますが、医師の指導のもと使用すれば、効果が高い薬だとのアドバイスを薬剤師さんから頂きました。

『ステロイドの外用薬には沢山の種類があり、効き目の強さでランクがつけられています。リンデロンはちょうど真ん中です。 1週間以上使わないでと言われたとのことですが、症状が治まっていなければ1週間以上の使用も医師の指示の元であれば使用するケースもあります。医師の指導の元であれば極めて効果の高い薬です。不安であれば、薬をやめるタイミングはいつでよいのかなどを確認されると良いかと思います。(薬剤師)』

『薬は、広げて塗るのではなく、最もひどい部分にピンポイントでごく薄く塗ります。最もひどい部位以外は、違う塗り薬と併用で、処方されることもあります。薬自体は、短期で使用するお薬で、間違った使用法さえしなければ、かなり有効で、副作用の心配は気にしなくても良いと患者さんにはお伝えしています。(皮膚科看護師)』

リンデロン系はレベル3。長期の使用は避けるべき?

大人もですが、子供の皮膚炎にはよくステロイド系の軟膏が処方されます。その中でもリンデロンはレベル3なので長期の使用は避けて、医師と相談すべきと看護師さんが教えてくれました。

『ステロイド剤は長期に渡っての使用はよくないこと、症状のある部分にだけ使用するなどの注意点があります。リンデロン系の強さのレベルは5段階中、レベル3ですので、長期の使用は避けたほうがよいです。塗るときは症状のある部分だけ、薄くのばして塗ってください。なお、皮膚炎の治療で、保湿を目的とした非ステロイド軟膏では、アズノール、ワセリンがありますが、いずれも医師と相談してください。(消化器科看護師)』

『ステロイドの薬は、長期使用しない薬です。2~3日塗ってよくならない時は、再度皮膚科に行って相談が必要です。(皮膚科看護師)』

相談者様が心配なさっているリンデロン系の薬は、長期の使用は避けた方がよいかもしれないとのアドバイスを頂きました。しかし、医師の診断のもと正しい使い方をすればとても効果の高い薬だと看護師さん達は言っています。心配な時は、皮膚科を受診されてはいかがでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

イクシル

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