ノロウイルスの感染予防、避けるべき食品は?

イクシル / 2014年11月30日 15時0分

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保育園に通う3歳の子供がおり、ノロウイルスの流行が心配で帰宅後に手足の消毒などを心がけています。感染しやすい食べ物など感染予防対策について悩むママに、看護師さんたちはどのように答えているのでしょうか。

ママからの相談:「ノロウイルスに感染しないために気をつけるべき食品と、感染予防対策について教えてください」

『3歳の子供の母親です。保育園に通園している事もあり、ノロウイルスの流行が心配です。保育園から帰宅後には、手足のアルコール消毒はかかさず行っています。保育園でもタオルの共有をしないように心がけていると連絡がありました。しかし、食べ物から感染する事もあるとの事で、食べ物にも気を遣うようになりましたが、いまいち感染の危険が高い食べ物が分かりません。ノロウイルスに感染しやすい食品と、日頃の感染予防対策をお聞きしたいです。(20代、女性)』

生の2枚貝の調理に気をつけ、加熱してから食べましょう。

ノロウイルスは加熱することで感染性を抑えることができると言われています。特に、生の2枚貝を扱うときは、他の調理器具や調理済みの食品に触れないように気をつけるよう教えてくれました。

『カキなどの2枚貝は、体調の悪いときは生で食べるのを控え、加熱調理用のカキや2枚貝は生で食べないようにしましょう。ウイルスを含んでいると疑われる食品の中心部を85~90℃で90秒間以上の加熱をすれば、身がちぢみ、ウイルスがいる茶色や黒色の内臓部分が固まりウイルスの感染性はなくなると言われています。(看護師)』

『生の2枚貝にさわった手や器具で、他の食品を扱わないようにしましょう。 貝の砂抜きをするときや、殻から中身を出すとき、貝を洗うときは、貝に付いている水が食品や食器、調理器具に飛び散らないよう注意しましょう。砂抜きをするときは、蓋をするとよいです。 生の2枚貝にさわったら、よく手を洗いましょう。(看護師)』

『包丁やまな板を使うときは、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、生の貝は後で切りましょう。生の貝に使った包丁やまな板と調理済みの食品が触れないようにし、 使い終わったらすぐに洗いましょう。洗った後、熱湯をかけると消毒効果があります。(看護師)』

帰宅後や食事前に、石鹸を使った手洗いの徹底を。

残念ながら、アルコール消毒はノロウイルスには効きません。食事の前などは、石鹸を使った手洗いやノロウイルスに効く消毒薬を使うようアドバイスがありました。

『ノロウイルス対策には、石鹸でしっかりと洗う方が大切です。アルコールは風邪やインフルエンザなどには有効ですが、ノロウイルスにはあまり有効ではありません。ご飯の前やおやつの前など、手が口にいく前には必ず手洗いをしてください。また、ノロウイルスにも効き目のある消毒薬もでているそうなので、そちらのタイプを使われるのも良いでしょう。(消化器科看護師)』

『ノロウイルスは食事からの感染もありますが、一番多い原因は感染者が便などをふいたあとにしっかり手洗いせずにいろんなところをさわり、その部分を他の人が触り、手洗いしないまま、ご飯を食べ、感染するということだと考えられます。(消化器科看護師)』

ノロウイルス対策には手洗いを徹底することと、生の2枚貝の調理時に気をつけることがポイントのようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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