子宮頸がんの進行を抑えるためにできることは?

イクシル / 2014年12月2日 18時0分

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子宮頸がんと診断されてから、2人の子供を出産した相談者の方ですが、産後にレーザー蒸散術を受け現在はクラス1の状態です。しかし以前クラス3bまで進行した経緯があり不安なのですが、何か対策はないか看護師さんに聞いてみました。

子宮頸がんについての相談:「子宮頸がんの進行を防ぐには、どのような方法がある?」

『29才で子宮頸がんクラス3aと診断され、経過観察中に第1子妊娠。妊婦検診の一環で受けた子宮頸がん検診でクラス2になったのですが、その後31才で検査するとクラス3bまで進行しており、第2子を出産後にレーザー蒸散術を受けそれ以来クラス1を保っています。またあの恐怖に襲われるのが怖いので、手術をしてもよいと思っていますが、サーバリックスなどのワクチン以外で何か方法はあるでしょうか。(30代・女性)』

治療法としては数種類の選択肢があるようです

子宮頸がんの治療にはいくつか種類があり、状況に応じて処置が施されます。定期検診は必ず受け、主治医と今後の方針についてよく話し合うのが大切です。

『子宮頸がんの場合、レーザーや高音波メスで子宮頚部を切除することもあります。ワクチン療法は、ワクチンを投与することで自己免疫細胞にがん細胞を認識させ攻撃するという免疫療法で、すでにできている癌細胞を治すことはできませんが、それ以上発がん細胞HPVに感染しない身体を作ってくれます。ワクチン療法と併用して、放射線療法や化学療法を行う機関もあるので、セカンドオピニオンとして受診されてもよいと思います。(婦人科看護師)』

『子宮頸がんの治療方法は、手術療法・放射線療法・化学療法(抗がん剤)の3つを、単独もしくは組み合わせて行います。子宮を残す治療としては、子宮頸部を部分的に切除する手術やレーザー治療を行います。上皮内がんまでで子宮を残す希望のない場合や、がんの入り込みが非常に浅い場合(微小浸潤)には子宮のみの摘出が計画され、がんの子宮頸部の組織中への入り込みが強い場合やがんが子宮の周囲に拡がり始めている場合には、周辺組織やリンパ節、卵巣も摘出することがあります。(婦人科看護師)』

『がんが既に骨盤内に拡がっている場合などは、放射線療法単独や、最近は抗がん剤の点滴と組み合わせた放射線治療を行います。定期的な健診と早期発見早期治療ができれば、それほど大がかりなことにはならないと思うので、今続けていらっしゃる定期検診、及び医師との相談が大切ではないでしょうか。(産科看護師)』

『子宮がんの治療法は基本的に摘出術ですが、今後出産するかしないか、また進行具合や部位によっても違ってきます。子宮は放射線を吸収しやすいため、早期であれば放射線療法やレーザー療法で子宮を残すことができますし、ステージ1aまでならホルモン療法も可能なようです。(婦人科看護師)』

『食事での対策として、ブロッコリーが発がん物質に効果があると言われており、かぼちゃなどの緑黄色野菜に含まれるルテイオンやさつまいものガングリオシドという成分も効果があるようです。身体を冷やすものや動物性脂肪は、なるべく控えた方がよいでしょう。(産科看護師)』

定期検診で、がんの進行状況をよく把握することが大切です。今後の治療方針に対して不安があるなら、セカンドオピニオンを受けることも視野に入れ、再度担当医とよく相談されてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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