内股歩きでよく転ぶ2才児。整形外科を受診すべき?

イクシル / 2014年12月17日 18時0分

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相談者のお子さんは、6カ月の頃に股関節脱臼の疑いでレントゲンを撮りましたが、異常はなかったとのこと。しかし2才になる今でもよく転び、歩き方が内股なのが気になるという悩みに対し、看護師さんたちは何と答えているのでしょうか。

子供の歩き方についての相談:「2才の子供が、内股歩きでしょっちゅう転びますが大丈夫?」

『2才になる娘は、6カ月の時に股関節脱臼の疑いでレントゲンを撮りましたが「確かに足の開きに左右差はあるが問題はない」と言われました。しかし、寝返りをするのも歩き始めたのも1才3カ月頃で、2才になる今でも走るとすぐに転ぶし、歩く時も内股歩きで何もないところで転びます。歩くのは遅い子もいるし成長は人それぞれですが、もう一度整形外科で診てもらった方がよいのでしょうか。 (30代・女性)』

成長するにつれ、自然と改善することが多いようです

骨の捻れなどが原因で、内股歩きでよく転ぶという子供は少なくないようで、成長と共に自然と治ることが多いと看護師さんは説明しています。レントゲンで問題がなかったのなら、もう少し様子をみてもよいかもしれません。

『子供が内股で歩き、転び易く心配だといって病院を訪れる方は少なくないと思います。この内股歩きを「うちわ」といい、大部分は癖みたいな所があり成長と共に自然に治ることが多いようです。相談者のお子さんの場合、一度は検査をされ特に問題がないとのことなら、関節の異常とは考えにくいと思いますが、開きの左右差があまりにも大きいと治療が必要なこともあります。(小児科看護師)』

『3才頃までにみられるうちわの多くは、O脚や膝から下の骨の捻れ、足の前半分が内側に曲がっていることが原因ですが、どれも自然に軽快していきます。3才以降にみられるうちわは、大腿骨骨頭(付け根)の部分が内側に捻れ、入り込んでいるような状態が多いですが、これも7才頃までに軽快していくようです。(小児科看護師)』

転ぶ頻度があまりにも多い場合、整形外科を受診してみても

3才頃までは転びやすいのですが、あまりにも転ぶ頻度が多く怪我など心配であれば、一度整形外科を受診してみてもらうとよいでしょう。

『つま先から着地するなど足を上手く着けることができない、足を着けると痛がる、急に足をひきずって歩くなどがあれば、何か異常があるかもしれません。3才ぐらいまでは転びやすいものですが、あまりにも転ぶ頻度が多く怪我が多い、足の着き方がどうしても気になるといった場合は、整形外科の受診を検討してみてはいかがでしょうか。(小児科看護師)』

『股関節脱臼の子は、気づかないうちに足を引きずるように歩いていたり、走るのが苦手だったりします。大人になるにつれて自然治癒するケースもありますが、症状がひどいとコルセットなどで固定したり、筋トレなどの運動療法や手術も施されます。治療が必要なら小さい頃からがよいと思うので、不安でしたら股関節の専門医がいる整形外科を受診するとよいかもしれません。(産科看護師)』

まだ子供のうちは、骨の捻れなどで内股になることがあるようです。相談者のお子さんは2才なので、これから年齢が上がるにつれ自然と治ってくるかもしれません。あまりにも転ぶ頻度が多くどうしても心配な場合は、再度整形外科の受診を検討してみてもよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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