寝るときの厚着が、突然死につながると聞き心配です。

イクシル / 2014年12月21日 15時0分

写真

冬場は室内の気温も下がりがちで、寒い環境で子供を寝かせていると風邪をひいてしまうのではと心配になるものです。ところが厚着が突然死につながることもあると聞き、不安になったママに看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「子供に厚着させると突然死につながると注意されました。どのような格好をさせればよいでしょうか?」

『11カ月の子供の、夜寝る時の格好について質問です。子供が生まれた病院で、寒いからと厚着をさせると突然死につながることもあるから注意をしてくださいと言われ、怖くてかなり気を遣っています。肌着1枚、パジャマ、スリーパー、薄手のブランケットで寝かせていますが、母から「寒そうでかわいそう」と言われました。本人は手足も温かく、起きることもないのですが、少し薄着過ぎですか?加減がわからなくて困っています。(20代、女性)』

急激な体温変化が、突然死につながることもあります。

子供は大人と比べて体温調節が苦手です。厚着をすると体温が急激に変化したり、心拍数が低下してしまい、突然死につながることがあると教えてくれました。

『子供は良く動き回り、大人よりも体温が高く体温調節も苦手です。また、睡眠時は起きているときより体温の調節機能が下がります。厚着で寝ると汗をかいて冷えるなど、体温が急激に変化して体温調節ができなくなるため、過度の着せすぎは、禁物なのです。(小児科看護師)』

『赤ちゃんは、交感神経の発達が未熟で暑さに弱いです。大人の場合、寝ているときに暑いと寝返りや布団を外して、交感神経を働かせ心拍数を調節できますが、赤ちゃんの場合、寝返りなどができなかったり、交感神経の働きが弱かったりして、心拍数を上げられないことがまれにあります。心拍数を上げられないと、結果として脳に酸素が回らないので突然死を引き起こします。(看護師)』

子供の手足が冷えていなければ、現在の格好で大丈夫。

子供は寝ているときに大人ほど、寒さを感じていないようです。手足が冷えていなければ、薄着過ぎるということはありません。寝るときの格好や布団のかけ方について、経験談を踏まえた具体的なアドバイスがありました。

『大抵のお子さんは、布団を蹴って脱いでしまいますが、それだけ体温が高くて暑いということでもあるのです。 気付いたときに手足が冷えているようであれば、掛物をかけると良いでしょう。布団を蹴ってしまうお子さんであれば、キルト地などの少し厚めのパジャマに、スリーパー、綿の毛布や大きめのバスタオル、早朝に冷えることを想定して、一枚掛布団や軽い羽毛布団を準備しておけば安心です。(小児科看護師)』

『室温が20℃前後の我が家では、肌着一枚、パジャマ、薄手の毛布をお腹にかけるだけで過ごしています。パジャマは腹巻付きで、毛布を蹴飛ばした時は、身体が冷えていない限りはそのままにして、真冬はスリーパーを着ることもあります。寒ければ手足が冷えたり鼻水がでるので一枚増やし、汗をかいているようなら、一枚減らすと良いでしょう。(小児科、看護師)』

布団をはねのけて寝ていたり、寒いかなと感じたときには、手足の冷たさが子供が感じている寒さの目安になります。手足を触って確認して服の枚数を増減したり、布団をかけてあげると良いようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

イクシル

トピックスRSS

ランキング