つわりを抑える点滴。抵抗があるけど問題ない?

イクシル / 2015年1月6日 12時0分

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妊娠中、つわりに悩まされる人は少なくないようですが、その程度には個人差があります。ひどいつわりでまともに食事も摂れないため、医師から点滴を勧められたが抵抗があるという相談に、看護師さんたちが答えてくださいました。

妊婦さんからの相談:「つわりは苦しいけど、妊娠中に点滴をするのは抵抗があります」

『妊娠中のつわりがひどく、まともに口にできるのはわずかな果実と水分だけでした。病院で順番待ちをしている間も、10分に一回は嘔吐。先生からは、無理に我慢すると赤ちゃんにストレスを与えてしまうので、つわりを軽減する点滴をした方がよいと言われました。しかし妊娠期間中、人工的な栄養を点滴で摂ることにとても抵抗があり、私は点滴をしませんでしたが、この場合どうすれば一番良かったのでしょうか。(30代・女性)』

つわりを軽減する点滴は、母体や赤ちゃんにも必要な成分

点滴=投薬と思ってしまうようですが、つわりを抑えるための点滴には、母体や胎児に悪い影響を与える成分は入っていないため、心配する必要はないと看護師さんたちは説明しています。

『つわりのため、わずかな水分しかとれないとなると栄養も不足しますし、脱水で電解質のバランスが崩れ、赤ちゃんにも母体にも悪影響です。主治医は、水分補給や吐き気を抑えるために点滴を勧めたのであり、決して赤ちゃんや母体に悪影響を与えるものではありません。(産科看護師)』

『妊娠中の点滴は栄養を補うことが目的ではなく、胎児と母体に必要な水分や電解質・糖分を補うものです。そして吐き気を抑えることで、口から少しでも食事を摂れるようにするというメリットもあり、胎児や母体に負担をかける成分は入っていません。(内科看護師)』

つわりを無理に我慢すると、お腹の赤ちゃんにもストレスが!

あまりにもつわりがひどい場合は、母子共にストレスになってしまいよくないようです。点滴でつわりが軽減されれば、精神的にも身体的にも楽になり食事も摂れるようになるので、赤ちゃんに十分な栄養を送ることができるのではないでしょうか。

『吐き気を我慢しながら食事や飲み物を摂ることは、母体や胎児のストレスになると医師は判断したのでしょう。ご自身の考えもおありでしょうが、自己判断は悪い結果をもたらすこともあるので、無理なさらず、時には周りの意見に甘えてみてください。(産科看護師)』

『重度のつわりを我慢し、母体が脱水・飢餓状態になる方がとても危険です。点滴を受けながら、つわりを乗り越えて栄養のある食事を摂れば、お腹の赤ちゃんは問題なくスクスクと成長しますよ。(看護師)』

個人差があるつわりですが、程度の差こそあれ重症だと本当に辛いでしょうねものです。点滴に抵抗があるとのことですが、無理に我慢するのは反対によくないとアドバイスをいただきました。不安な点などはきちんと医師に尋ね、その上で点滴を受けるとよいですねしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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