会陰切開の傷の痛み。いつになったら楽になるの?

イクシル / 2015年1月6日 18時0分

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出産の際、会陰が裂けてしまったりするのを防ぐため、ハサミで少し切開することがあります。切開後の傷口は通常1カ月程度で治ると言われていますが、2カ月経っても痛むという相談に、看護師さんたちは何と答えているのでしょうか。

会陰切開の傷口についての相談:「産後2カ月過ぎても痛む会陰切開の傷。このままで良いの?」

『産後2カ月が経過しますが、未だに会陰切開の傷口が痛みます。1カ月検診では問題ないと言われましたが、そーっと座らないと痛くて座れません。出産は鉗子分娩で子供が大きめだった為、産道まで裂けてしまったのが原因でしょうか。完全母乳なので、使える薬は限られてしまうと思うのですが、病院に行けば痛み止めや塗り薬などくれるのでしょうか。(30代・女性)』

人によっては傷口の回復が遅れることも

会陰切開の傷口は、一般的には1カ月程度で回復するようですが、体質などにより少し遅くなる人もいるようです。このまま痛みが続くようなら、病院を受診して診てもらった方がよいかもしれません。

『会陰切開の傷の痛みは個人差がありますが、約1週間から1カ月程度で回復すると言われています。ただし傷に雑菌がついてしまった場合や、体質や糖尿病など内臓疾患のある方は傷の治りが悪いこともあるようです。(産科看護師)』

『出産時に産道まで裂けてしまったことが、傷の治りに時間がかかっている原因でしょう。検診では問題がないようなので、感染などの異常はないと思われますが、切開した部分はまだ熱などもっていますか?母乳に影響のない痛み止めもあるので、再度診てもらってはいかがでしょうか。(看護師)』

ウォシュレットなどの使用で、陰部を清潔に保って

排尿後はウォシュレットで洗い流し、下着も蒸れにくい綿素材にするなどして、陰部をできるだけ清潔に保つようにしましょう。また、排便時のいきみで傷を悪化させないように、便を柔らかくするのも大切だと看護師さんは説明しています。

『排便時だけでなく、排尿後もウォシュレットやお尻ふきシートを使い清潔にしましょう。ウォシュレットは強い水流だと逆効果なので、弱い水流で短時間の使用としてください。排便時の強いいきみを防ぐため、便を柔らかくするよう水分摂取や食事にも注意して、痛みが続くようなら病院に相談するとよいでしょう。完全母乳でも使える薬はあるので、心配ありません。(産科看護師)』

『乾燥したティッシュは痛みを強くするので、ウォッシュレットで汚れを落としてからティッシュでおさえ拭きするとよいでしょう。清潔を保つため、ショーツは汗を吸収しやすい綿素材にし、窮屈なものは傷口に直接あたりやすいのでゆったりしたものを選びましょう。(看護師)』

通常は1カ月程度で回復する会陰切開の傷も、人によっては長引いてしまうことがあるようです。母乳育児中でも服用できる薬はあるので、このまま痛みが続く場合、産婦人科を受診してみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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