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涙の理由は「演技じゃない」から? どうして玲央はホストに? 神木隆之介×野木亜紀子の対談で明かされる「海に眠るダイヤモンド」撮影秘話

iza(イザ!) / 2024年12月16日 19時0分

「海に眠るダイヤモンド」第8話の場面カット (C)TBSスパークル/TBS

現在放送中の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)が、いよいよ22日に最終回(第9話)を迎える。1955年からの石炭産業で躍進した長崎・端島(通称・軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語で、どのような結末を迎えるのか大きな注目が集まるなか、脚本を手掛けた野木亜紀子さん、端島の鉄平と現代の玲央の二役を演じる神木隆之介、百合子役の土屋太鳳、そしてリナ役の池田エライザによるスペシャル対談が実現。今回は野木さんと神木のトークから、撮影の裏側や役作りについて、TBS公式YouTubeチャンネルで公開された動画から抜粋してお届けする。

1955年からの石炭産業で躍進した長崎・端島(通称・軍艦島)と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の壮大な物語。完全オリジナル作で、戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。脚本を野木さん、監督を塚原あゆ子さん、新井順子さんがプロデュースを担当。神木が端島の炭鉱員の家で生まれ育った鉄平と、現代の東京に生きるホストの玲央の一人二役に挑んでいる。

泣こうと思ったわけじゃない!? 撮影現場のリアルな感動と熱量

野木 毎日撮影お疲れ様です!撮影はどんな感じですか?

神木 ありがとうございます!激動の展開を実際に体験してるような感覚ですし、塚原監督の演出方法も相まって、テスト、本番、放送と重ねていても、いい意味でドラマという感じがしない。本当に目の前で起こっていることのように思えます。その分パワーも必要なのですが、半分自分の感情になっていてすごくリアル。第8話の石炭が出るシーンのト書きには、「……!」と書いてあるだけでしたが、みんなで涙を流しながら喜びました。

野木 端島の人々にとってはそれぐらいの大きな出来事ですからね。

神木 そうなんです。端島での今までのことを考えていたら、“泣こう”とかではなくて、本当にうれしくて涙が出て…。そう思える物語、そしてそれを作り上げる役者さんとスタッフさんたちが揃う撮影現場の素晴らしさを改めて感じています。

野木 そこまで物語に入り込みながら演じていただけてうれしいです!

俳優の出身地を活かして…方言とキャラクターが紡ぐリアルな物語

野木 本編のセリフでもありましたが、端島はいろいろなところから人が集まっている島なので、島民全員が長崎弁を話すかというと、そうではありません。賢将の父・辰雄(沢村一樹)は決して長崎弁を話さない人だから、賢将(清水尋也)は家でも東京弁。そんな賢将と仲が良く、大学まで一緒の鉄平と百合子は、標準語がベースというキャラクターの作り方でした。

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