「笑うマトリョーシカ」8月9日OA第7話あらすじ 清家(櫻井翔)に切り捨てられ廃人のようになった鈴木(玉山鉄二)がBG株事件の闇に切り込む
iza(イザ!) / 2024年8月7日 13時0分
女優の水川あさみが主演を務める連続ドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)の第7話が9日、放送される。
日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真氏が2021年に発表した同名小説が原作のヒューマン政治サスペンス。印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集める若手政治家の清家一郎(櫻井翔)と、高校時代の同級生で秘書を務める鈴木俊哉(玉山鉄二)の奇妙な関係に違和感を抱いた新聞記者の道上香苗(水川)が、2人を取り巻く黒い闇に迫っていく。
「笑うマトリョーシカ」第6話振り返り
与党幹部の関与が疑われる贈収賄事件「BG株事件」を追っていた道上の父や、かつて清家が師事していた代議士が不可解な交通事故で亡くなり、高校時代から清家を支えてきた鈴木も車にひかれて大ケガを負った。さらに、清家の実母である浩子(高岡早紀)の元夫も事故死したことを知った道上は、清家を出世させるために浩子がこれらの事故を仕組んだのではと疑うようになった。
清家は学生時代に、ヒトラーと彼のことを裏で操っていたとされるエリック・ヤン・ハヌッセンの関係を考察した論文を書いており、女性スキャンダルで辞任した現役官房長官の後任候補に清家の名前があがるなか、道上は、ヒトラーの危険思想を持つ浩子に操られているかもしれない清家に権力を持たせることに危機感を募らせていた。
鈴木は、高校時代に起きたBG株事件で主犯格として逮捕され、その後に自殺した実父の宇野耕介(河野達郎)のことや、いつか清家を立派な政治家に押し上げて父のかたきを討つと誓ったときのことを思い出していた。そんななか、清家がついに官房長官に就任。高校時代から清家のブレーンとしてすべてを捧げてきた鈴木は、2人の悲願が達成されたことに胸を熱くした。
一方、浩子の行方を探す道上は、鈴木に居場所を知らないかと尋ねたが、彼は浩子と20年以上も会っていないと答えた。道上は、盗まれた父の取材ノートに、BG株事件に関わっていた可能性のある政治家として、現首相の羽生雅文(大鷹明良)と外務大臣の諸橋育夫(矢島健一)の名前もあったことを教え、彼らは宇野に罪をなすり付けて逃げおおせた黒幕かもしれないという考えを伝えた。もしノートが公になれば同じ派閥の清家も失脚しかねず、浩子は証拠を隠すため誰かに盗ませたのだろうと話した。
そんななか、鈴木に関するスキャンダルが週刊誌によって報じられ、鈴木が宇野の一人息子で本名が「宇野俊哉」であることや、鈴木が政治家に対して強い恨みを持っていることなどが暴露された。動揺する鈴木に道上は、リークしたのは浩子だと断言。さらに、清家が定例会見で語ったヘイトスピーチ厳罰化の方針が、浩子が在留外国人支援機構で主張していたものと合致していることから、今でも浩子は清家にとって圧倒的に大きな存在であると訴えた。ここまで清家を育ててきたという自負がある鈴木は、「清家が私を裏切るはずない! 私がいなきゃダメなんだよ!」とその見立てを正面から否定した。しかし、清家は鈴木を呼び出し「クビ」を通告。これまでの自分の言動は浩子の“教え”に沿ったもので、初当選してから額縁に入れてずっと大切に飾ってきた言葉も「母からもらったもの」と明かした。ショックを隠せない鈴木に「君のことは忘れない。話はそれだけだよ」と冷酷なまなざしを向けた清家は後日、鈴木の代わりに事務秘書官だった坂本一紀(中山麻聖)を政務秘書官に起用すると発表した。
第7話あらすじ
清家から簡単に切り捨てられ、清家をコントロールしてきた本当のハヌッセンは自分ではなく浩子だったことに愕然とし、廃人のようになる鈴木。しかしそんなことはお構いなしに、清家は官房長官としてより一層存在感を放ち、組閣早々不祥事続きの新内閣の支持率維持に貢献していた。
そんななか、浩子の行方を突き止めるべく動いていた道上は、街頭演説の場で久々に対面した清家から思わぬ言葉をかけられる。
そして道上からBG株事件に関わっていた可能性がある政治家たちの資料を託された鈴木は、父に罪をなすりつけた政治家を突き止めるべく動き出す。すると過去の記事のなかから、「与党ナンバー2」諸橋に関する新たな疑惑が浮かび上がる。
■番組概要
[タイトル] 金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』
[放送日時]毎週金曜よる10:00~10:54
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