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朝ドラ「虎に翼」6月19日第58話あらすじ 道男(和田庵)への対応を優先したい寅子(伊藤沙莉)に、多岐川(滝藤賢一)は全国の家裁視察同行を命じる

iza(イザ!) / 2024年6月18日 8時15分

(左から)佐田寅子(伊藤沙莉)、多岐川幸四郎(滝藤賢一)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」(総合など)第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(第56~60話)の第58話が19日、放送される。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。

「虎に翼」第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」振り返り

昭和24(1949)年1月、ついに家庭裁判所が発足。開所式で、最高裁判所家庭局長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)は、家裁の基本的理念である「五つの性格」、独立的、民主的、科学的、教育的、社会的性格について話し、家裁は親しみのある国民の裁判所だと力説した。設立記念パーティーの後、寅子は最高裁長官の星朋彦(平田満)から直々に辞令を受け、これまでの事務官の仕事との兼務ではあったが、晴れて東京家庭裁判所判事補、つまり念願の裁判官となった。

当面の家裁の急務は戦災孤児対策で、寅子は多岐川や、大学の同窓でもある同僚の小橋浩之(名村辰)らとともに、上野で現地視察。終戦から3年以上が経過しても、街には戦争で親を失った子供たちがあふれていた。小橋の財布をすった少年、タカシ(令旺)の後を追った寅子は、彼が年長の少年、道男(和田庵)に財布を渡すのを目撃。道男が逃げ込んだ建物は寅子の学友、山田よね(土居志央梨)がかつて働いていたカフェー「燈台」があった場所で、表には「轟法律事務所」との看板があった。中に入った寅子は、道男を叱っているよねと思いがけず再会。そこはよねが、学友の轟太一(戸塚純貴)と開いた事務所だった。寅子との再会や判事補になったことを素直に喜ぶ轟と対照的に、よねは「顔を合わすのは今日が最後だ」と冷たい態度。そんなよねを轟は諫めたが、寅子は「裏切ったのは私だから。何もかもごめんなさい。あの時は逃げることしかできなかった」と決別した日のことを謝罪した。寅子たちを追って事務所にたどり着いた多岐川は、子供たちに必ず手を差し伸べると約束し、役人の言うことを信じられないよねに向かって地域に根差した彼らの活動をたたえ、事務所をあとにした。

それからほどなくして、警察による孤児の一斉補導が行われ、家裁の少年部はトラックの荷台に乗せられてきた孤児たちであふれ返った。少年事件は聞き取りや調査が行われてから審判を開くかどうかが判断されるが、対象者の数が多くて処分待ちとなった子供たちの寝泊まりする施設が不足していた。寅子たちは手分けして子供たちを預かってくれる委託先を探すが、誰しも自分の生活で精いっぱいで協力者はなかなか見つからなかった。

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