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朝ドラ「虎に翼」道男(和田庵)の壮絶過去明らかに…視聴者「戦争がなくてもつらい」 「はるに会えてよかった」

iza(イザ!) / 2024年6月20日 10時3分

(左から)道男(和田庵)、猪爪はる(石田ゆり子)、直明(三山凌輝)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第59話が20日、放送され、戦災孤児の道男(和田庵)の過去が明らかになり、視聴者の注目を集めた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子役を演じる。ドラマは現在、第12週「家に女房なきは火のない炉のごとし?」(第56~60話)が放送中で、寅子は、戦争で両親を亡くした道男と出会い、行く当てのない彼を猪爪家に居候させることにした。最初は太々しい反抗的な態度だったが、母の猪爪はる(石田ゆり子)に懐き、家事を手伝うようになった道男は、猪爪家の面々と生活を共にするなか、寅子の義姉、猪爪花江(森田望智)に好意を寄せるようになり、その気持ちを伝えた。突然の告白に話をはぐらかされた道男は、とっさに花江の腕をつかんでしまい、その様子を花江の2人の息子が目撃した。母親が襲われていると誤解した子供たちは道男にとびかかり殴打。道男は腹を立て、猪爪家を飛び出した。そんななか、「泊めると言い出したのは自分だ」と責任を感じたはるが、心労がたたって倒れてしまった。

この日の放送で、寅子ははるに会わせようと道男を探しに行き、大学時代の学友の山田よね(土居志央梨)と轟太一(戸塚純貴)が共同運営する上野の法律事務所へ。寅子は「お母さんが最後に道男に会いたいと言っている」と伝えるが、道男は寅子の言葉が信じられず、「さんざん虫けら扱いしてきたのはそっちだろ!」と声を荒らげた。そして、戦争前からどこにいても邪魔者扱いされてきたと振り返り、「父ちゃんは飲んだくれで、俺と母ちゃんのこと、いっつも殴ってて。その母ちゃんは空襲ん時、俺を置いて、父ちゃん捜しに行って、そのまま2人とも…」という過酷な過去を明かした。そんな道男に、寅子は、大人も失敗するが、まっとうな大人は子供の手を離さないとと説得。最後にはると会うよう懇願し、道男もこれに応じた。

再会を果たしたはるは、道男を抱きしめて「よくここまで1人で生きてきたね」。また1人になってしまうと嘆く道男に「それはこれから先の道男次第。全てを突っぱねちゃ駄目」と優しく声をかけた。はるはその日の夜更け、息を引き取った。

上野でたむろしていた戦争孤児たちのリーダー的存在だった道男。そんな彼から語られた壮絶な過去は大きな反響を呼び、SNSには「道男は戦争が始まる前から大変な思いをしていたのか…。心の傷は深い」「道男、やはり子供の時から問題あったんだな」「道男は戦争がなくてもつらいな」といった声が相次いだ。また、はるが最後に道男に会えたため、「最後に会えてよかった…」「はるさんの愛はきっとこの先の道男の人生の灯台になる」というポストもあった。

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