大谷翔平＆山本由伸歓喜！ ドジャース地区シリーズ制覇 ダルとの日本人先発対決にSNS「最高かよ！」「完璧なピッチング」と称賛の声

先発で好投した山本由伸 (AP)

米大リーグのナ・リーグ地区シリーズ第5戦が11日（日本時間12日）、行われ、ドジャースが2―0で勝利し、リーグ優勝決定シリーズに進んだ。

ドジャース、山本由伸投手、パドレス、ダルビッシュ有投手と両チームとも日本人投手の先発。ポストシーズン史上初の投げ合いになった試合は、2勝2敗のタイで迎え、勝った方がリーグ優勝決定シリーズに進む大一番となった。

緊張気味な表情で先にマウンドに上がった山本は初回三者凡退の好スタート。味方も二回にキケ・ヘルナンデスの先制ソロ本塁打で応えた。山本は5回2安打2三振の無失点の好投で、マウンドを2番手のフィリップスに譲ると、ベンチで大谷翔平から歓迎を受けた。一方、ダルビッシュは「1番・指名打者」で出場した大谷を3打数無安打に抑えたが、七回一死走者なしから、テオスカー・ヘルナンデスに特大のソロアーチを左翼へたたき込まれ、6回2/3を3安打4三振2本塁打、2失点で降板。一発に泣く形となってしまった。

ポストシーズン史上初の日本人先発対決は日本だけでなく、地元でも大きな注目を集めた。そんな大舞台で両投手の息をのむ戦いにX（旧ツイッター）には「どちらも完璧なピッチング」「日本の投手最高かよ！」「どちらも好投してスゴイ」と絶賛。また一方で好投しながらも味方の援護がなかったダルビッシュに「好投報われて欲しかった」「魂の投球、感動した」と称える声も続々と寄せられた。