1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

「光る君へ」“一条天皇”塩野瑛久「俳優を続けてきたことを肯定できる機会になった」

iza(イザ!) / 2024年10月20日 20時45分

一条院(塩野瑛久)(C)NHK

NHK大河ドラマ「光る君へ」の第40話が20日、放送され、32年の生涯を閉じた一条天皇を演じた、俳優の塩野瑛久からコメントが届いた。

平安時代を舞台に、「源氏物語」の作者として知られる紫式部/まひろ(吉高由里子)の幼少期からの生涯と、「源氏物語」の執筆や権力者、藤原道長(柄本佑)とのかかわりを軸に描く波乱の一代記。一条天皇は、道長の姉、詮子(吉田羊)と円融天皇(坂東巳之助)の間に生まれた皇子で、左大臣を務める道長の甥にあたる。幼くして66代天皇として即位。道長の兄で関白を務めた道隆(井浦新)の長女、定子(高畑充希)が入内するとこれを寵愛したが、のちに道長の長女、彰子(見上愛)も入内し、世継ぎをめぐる政争に巻き込まれていった。塩野は成人した一条帝として第15話「おごれる者たち」(4月14日放送)から出演。教養豊かで愛情深くエレガントな美男子ながら、公卿たちに翻弄され苦悩する様子を好演した。

塩野瑛久 コメント

ーー一条天皇を演じきった感想

「定子の前で笛を奏で、共に雪を眺めて笑い合っていた華やかな日々は思ったよりもあっという間に過ぎてしまい、それからは眉間に皺を寄せ苦悩する時間の方が長かったように思います。

帝という立場にあるにも関わらず、政をはじめ思い通りにならないことばかりで最後は悔しささえ覚えました。

そんな一条を心から慕ってくれた彰子、そして一条の愛を一身に受け止めてくれた定子には感謝の気持ちでいっぱいです。

定子や彰子、そして母上との繋がりの中で徐々に成長していく様を感じていただけたなら、それは一緒にお芝居を組み立ててくれたキャスト、スタッフ皆さんのおかげだと思っています。

本当にありがとうございました」

ーー撮影現場での印象的な思い出やエピソード

「自分の笛の音を劇中で使っていただけた時、芸能考証・指導の友吉鶴心さん、雅楽指導の稲葉明徳さんがとても喜んでくださった時はすごく嬉しかったです。とても丁寧に優しく教えて下さったおかげだと思っています。

そして彰子に会いに藤壺に渡る一条天皇のシーンで雪の演出を加えてくださった中泉(慧)監督のおかげで定子に対する想いに、より解像度が上がり印象的なシーンになったことも思い出深いです」

ーー「光る君へ」出演を振り返って

「同じ役を長い期間かけて演じられる作品というのはそう多いものではありません。その中でも天皇という立場に身を置く人物の半生を生きられたことは、僕の俳優人生においても深く心に刻まれたものとなりました。『続けてきてよかった』と、今まで積み上げてきたものを肯定してあげられる機会になりました」

ーー視聴者に向けたメッセージ

「この『光る君へ』で一条天皇という役を演じられたこと、とても幸せに思います。

皆様からのたくさんの愛も受け取っています。

この作品を通して塩野瑛久を知ってくれた方も多く、感想や反響などをいただく度にとても心強い活力となり、無事に役を全うできました。

どうかこの作品が、一条天皇にとっての『枕草子』や『源氏物語』のような、皆様にとって心に深く刻まれる物語でありますように」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください