朝ドラ「虎に翼」美山加恋が不倫妻役で登場 「僕カノ」から20年…SNS「こういう役をするように」「すっかり大人」

（左から）福田瞳（美山加恋）、長峰（福田温子）、佐田寅子（伊藤沙莉）（C）NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第72話が9日、放送され、“不倫妻”福田瞳役で出演した美山加恋に視聴者の注目が集まった。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。女優の伊藤沙莉がヒロイン佐田寅子を演じている。ドラマは第15週「女房は山の神百日の位？」（第71～75話）が放送されており、この日の放送で、米国での裁判所視察から帰国した寅子が。上司である最高裁判所家庭局長の多岐川幸四郎（滝藤賢一）と最高裁長官の山本紘作（矢島健一）の3人でラジオ番組に出演。女性の社会進出について意見を述べ、大きな話題になった。

後日、不貞行為した瞳が夫の慶太（中村無何有）から離婚の訴えを起こされ、その案件を寅子が担当することになった。慶太は瞳に暴力を振るったり、生活費を入れないといったこともなく、「夫としての務めをきちんと果たしてた」。すると瞳は、寅子に「あなたも女なら分かるでしょ？　どうしようもなくさびしい時があるって」といって同情を誘い、慶太に「一度の浮気ぐらい許してくれたっていいじゃない！」と訴えた。しかし、慶太は瞳の浮気が許せないようで離婚の意思が固かった。助けを求める瞳に寅子は「不貞行為に男らしいも女らしいもありません」とバッサリ。その言葉に瞳は「あなたは女の味方なんじゃないの！？」と怒鳴り声を上げ、相手の気持ちに寄り添って謝るようアドバイスした寅子に、「ちょっと有名だからって何様よ！」とブチ切れて調停室を立ち去った。

2004年に放送された連続ドラマ「僕と彼女と彼女の生きる道」（カンテレ・フジテレビ系）で草なぎ剛扮する主人公の娘役を演じ、天才子役として注目を集めた美山。そんな彼女が大人になり、不倫妻を演じたことに多くの視聴者が注目。SNSには「あー、美山加恋か。こんなにも大きくなって」「てか、美山加恋ちゃんが不貞行為を働くような年齢の女性を演じるようになったとは、年月は早くすぎていくものですね」「美山加恋ちゃんがこういう役をするようになったのねとしみじみ」「美山加恋ちゃんも、すっかり大人だなあ」といったコメントが寄せられた。