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朝ドラ「虎に翼」山田よね役・土居志央梨ロングインタビュー〈後編〉相棒・轟(戸塚純貴)のカミングアウトにセリフがうまく言えなくなるほど感動

iza(イザ!) / 2024年8月23日 18時0分

「相棒ですよね。カッコ悪いところを見せられる相手は轟ぐらいなんじゃないかな。トラちゃんにもたぶん、よねはそういうところを見せないように振舞っていると思うので、そういう意味で安心できる相手なんだと思います」

――よねに轟がいて良かったなと…

「本当にそうだと思います。戦後に再会して、よねから一緒に事務所をやろうと誘ってはいますが、あれはよねも轟に救われたんだろうな、あそこで出会えてよかったなって思います」

女子部再結集も、よねだけ「乾杯できないんか…」

――第21週のラスト、寅子と航一の結婚を、よねを含む学友たちが集まって祝う場面がありました。皆が揃うのはかなり久しぶりでしたが、あのシーンの感想を

「女子部の先輩たちまでそろっての撮影は本当に久しぶりで、もう何カ月も会ってない方もいましたし、ただただ懐かしくてうれしくて、台本には『みんなで乾杯をする』って書かれていたんですが、(よねはしない)とも書いてあって。『乾杯できないんか…』と思いながら、本音は『わー!』って感じだったんですけど、頑張って抑えながら、とにかくみんなとの時間を楽しみました。学生時代から始まったみんなの輪が一旦ここでまとまるというか、それぞれの人生を互いに労って、『ここまでよく生きてきたね』と祝福するシーンだと思いました」

――そんな学友たちの中でただ一人、花岡だけは、終戦直後、食糧政策に絡む事件を担当する判事として、闇市の食糧を口にせず、栄養失調で亡くなってしまったわけですが、彼に思いを馳せるような心境もありましたか?

「明律大学の男子の学友としては、あそこに轟しかいないんですよね。小橋浩之(名村辰)と稲垣雄二(松川尚瑠輝)は仕事が忙しかったんでしょうか?(笑)轟だけなのはやっぱり寂しいですが、彼は花岡の気持ちも背負って生きてきている人だということを思い出しながら演じました」

――大学同期の上川周作さんと共演することがわかって、最初にお話しされたのはどんなタイミングでしたか?

「衣装合わせのちょっと前ぐらいに、キャスト表に名前が載ってるのを見て、『これって本当にあの上川周作かな?』と思って、本人に連絡をしたら『決まったよ』ということで、『こんなことが人生であるんだね』と感慨に浸って話しました」

――現場で初めて会った時はどんな感じでしたか?

「不思議な気持ちすぎて、あまりちゃんと話せなかったです(笑)。大学生の時はほんとふざけてばかりだったので、当時と状況があまりにも違いすぎて、2人でいても真面目な顔して会うのも変な感じで、撮影が終わってからいろいろ話しました」

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