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早田ひな、激闘振り返り思わず涙 「1パーセントの可能性あれば諦めないのが大事」と痛感 すでにトレーニング再開も試合復帰は未定

iza(イザ!) / 2024年8月20日 14時45分

所属する日本生命の「パリ2024オリンピック チームニッセイ報告会」に参加した卓球の早田ひな

パリ五輪卓球女子団体で銀メダル、シングルス銅メダルを獲得した早田ひなが20日、都内で行われた「パリ2024オリンピックチームニッセイ報告会」に参加。所属する日本生命の大勢の社員を前に「たくさんの方に助けていただいて、みなさんのおかげで取れた銅メダルだった」と時折涙を見せながら、感謝の言葉を述べた。

帰国から約1週間が経過したが、取材などが殺到したため、美容院で髪の毛を染めたことが唯一のリフレッシュだった早田。シングルス準々決勝で痛めた左手には、まだテーピングが巻かれ、練習はできない状態。しかし筋力が落ちやすい体質のため、数日前からトレーナーにお願いして筋力トレーニングを再開したという。そのため「きょうは筋肉痛です」とひなスマイルを見せる場面も。ただ試合について振り返ると、「左手を傷めてしまって、できることが限られてしまった。準決勝も『最後まで試合ができるかな?』というところまでなっていた。そのコートに立つだけでも…」と話している途中で声が震え始め、「思い出すだけで涙が出ちゃうんです」と目元を拭った。その後、落ち着きを取り戻した早田は、コートに立つだけでも意味があると感じて準決勝を戦い抜いたと打ち明けた。

団体の銀、シングルスの銅という結果について、早田は「やり切った」と納得の表情。パリの舞台で痛感したのは「1パーセントの可能性がある以上、最後まで諦めない」ことだという。2028年のロサンゼルス五輪に向けては「(混合ダブルス以外の)2枚のメダルになってしまって悔しい気持ちがあるので、次こそはしっかり夢を背負って、より突き詰めて金メダルを取れるようにしたい」とリベンジを誓った。

ケガの状態について、早田は「安静にしないと治らない。目の前の治療だったり、ケアだったりやっている」と述べ、復帰戦へのめどが立っていないことを明かした。ただ目標は4年後の五輪出場。「パリまでに向き合えなかった部分がいくつかある。そこを改善しないとロスの金メダルはない」と反省点を挙げた。そのうえで、今後の4年で団体戦をともに戦った16歳の張本美和ら若手の台頭の可能性を視野に入れながら「自分自身がロスの舞台に立っているかわからない。そういう部分も一つ一つ後悔しないように、この4年、いろいろなことに挑戦しながら頑張っていきたい」と気を引き締めた。


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