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朝ドラ「虎に翼」三山凌輝ロングインタビュー〈下〉子役2人と食堂へ「3人とも坊主頭なので座高が携帯のアンテナみたい(笑)」

iza(イザ!) / 2024年6月14日 16時0分

―2人での思い出のシーンは?

「撮影が始まってしばらくして、普段だったら言わない『東京少年少女保護連盟』とセリフをサラッと言わないといけなかったです。今は言えるようになりましたが、最初は覚えたてだったので、うまく言えるかなと思った。自然に言わないといけないけど、それがすごく難しくて、案の定、3、4回くらいNG出してしまった。さらに変なツボに入ってしまって『少年少女国際連盟』とか、どんどん言えなくなってしまって。そのとき沙莉さんから『私も数日前に同じことやったから大丈夫だよ』と言われて『あー沙莉さんでも同じことやったんだったら大丈夫だ』と、そこで吹っ切れて、沙莉さんのやさしさになごませていただいて、4回目くらいで何とか言うことができました」

―直明のキャラクターは難しい言葉を言わないといけない

「そんな多いわけではないですけど、先ほどの『東京少年少女保護連盟』に関しては、急に出てきたのでドキッとしました」

―喜びを感じることは?

「お酒を飲む瞬間、友達と息抜きするのがすごく大事で、それを禁じられたらどうなるんだろうと(笑)。サウナとかも好きで、自分のデドックスみたいのは大事にしています」

―伊藤さんもお酒好きですが

「数日前に『一緒に飲みに行きましょう』と話したばかりです。共通の友人のアーティストさんがいるので、打ち上げとかも楽しみにしてます。一緒に乾杯する機会はあるのかなと思っています」

直言のざんげシーン「僕たちだから出来た」

―第43話(5月29日放送)で、亡くなる直前に(父親役の)直言(岡部たかし)がざんげするシーンは、悲しいはずが笑っていたが、俳優として、あのやり取りに演じて得るものはあった?

「もう亡くなるかもしれないというときに花江さん(森田望智)は怒っているし、お姉ちゃん(伊藤)もすごく複雑な気持ちでいる。そんな『大丈夫?』っていうやり取りが続いているなかで、お父さんがいろんなこと言い出して、余計に雰囲気悪くなるんじゃないかと思った矢先、ちょっとしたひょんなことからクスッと笑ったりして。そういう雰囲気になるというのが意外とすごくリアルじゃないですか。亡くなる直前にそういう雰囲気になるかは分からないですけど、いろんな場面でちょっとした一言でその人のもっている空気感で雰囲気がガラッと変わることがあると思います。それがあの場にいた役者さんたち全員がそれぞれ持っていて、あの場でしか出せない繊細な空気感みたいなものが出ていて、変化したお芝居が出来上がっていったのかなとすごく思った。あの場にいたのは面白かったですし、この出演者の方たちだったからこそ出来上がったシーンだったのかなと思います」

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