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テニス元王者・ナダル、現役生活で1250本のラケットを1本も壊さず!「尊敬する」「メンタル強靭すぎ」ネットで驚きと称賛

iza(イザ!) / 2024年10月16日 15時57分

ラファエル・ナダル

今季限りで引退する男子テニス元世界ランキング1位のラファエル・ナダル(38、スペイン)が、現役時代に1250本ものラケットを使い1本も壊さなかったという逸話が話題を呼んでいる。試合中にいらだち、ラケットを地面に叩きつけて壊してしまうプロ選手がいるなか、ネットでは「彼がリスペクトされるのも分かる」「ジュニア選手は手本に」と称賛の声が相次いだ。

ナダルと契約しているフランスのスポーツ用品メーカー「バボラ」がナダルの足跡を振り返るデータを公開。ナダルは初めて契約した1996年以来、通算1250本の提供を受け、「1本も壊れることなく」使ったという。また、バッグは125個、オーバーグリップ(ラケットのグリップに巻く滑り止めテープ)は延べ1万6500メートル、ストリング(ラケットの打球面に張る糸状のアイテム)は延べ300キロメートルにのぼった。

X(ツイッター)やネット掲示板では、ナダルが1250本ものラケットを1本も壊さず使ったということを評価するコメントが続出。「ナダルの人柄というか人格をあらわしているデータだと思う」「プロが試合中に感じるストレスはケタ違い。メンタルの強靭さがわかる」「ラケット壊す選手は大嫌い。ナダルを尊敬する」などの書き込みが見られた。才能を見込まれて、精神的に成熟していない若い頃からラケットの提供を受けていたのに、粗末に扱わないのはコーチらの指導が良かったのだろうという意見も見受けられた。

ナダルは四大大会通算22勝をあげ、五輪(単複金)を制覇したキャリア・ゴールデン・スラムの達成者。全仏オープンを14度制覇し、「クレーの王者」の異名を取った。11月に母国で開かれる国別対抗戦「デビスカップ・ファイナルズ」を最後に引退する。

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