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橋本大輝、連覇逃すも新王者・岡慎之助誕生に「新しい歴史をみれて幸せ」と感涙 ファン4年後に「W表彰台みられるかな」と期待

iza(イザ!) / 2024年8月1日 7時41分

パリ五輪の体操男子個人総合決勝で 橋本大輝の床運動 =ベルシー・アリーナ(撮影・福島範和)

パリ五輪体操男子個人総合が7月31日(日本時間1日)に行われ、東京五輪で同種目を制した橋本大輝は6位に終わり、連覇を逃した。しかしTEAM JAPANのチームメイト、岡慎之助が新たな王者に輝いたことに涙を流して喜んだ。

5月に平行棒の練習中に右手中指を負傷した橋本。その影響もあり、五輪の舞台でも本来の演技ができず、団体予選では得意の鉄棒の着地で大きく前のめりになり、両手をついた。得点は13.733点と伸びず、連覇がかかった種目別決勝の出場権を逃した。団体決勝に進んでもあん馬でミス。それでもチームメイトの奮起もあって、最後の鉄棒でエースの意地を見せ金メダルを引き寄せたが、本来の調子は取り戻せずにいた。

この日の個人総合でもあん馬で落下し、一時は18位まで順位を下げた。しかし連覇を期待された日本のエースは後半の跳馬、平行棒、鉄棒でなんとか巻き返し、6位で演技を終えた。その後、中国勢と金メダル争いを繰り広げた岡の歓喜の瞬間を自分のことのように喜んだ。

試合を終え、橋本は目にいっぱいの涙をためながら「いやー、もう新しい歴史を見られて僕は幸せです」とニッコリ。しかし自らの演技については「ケガをしてからここまで戻って演技することができて、この舞台に立てて、悔しいですけど、演技することができて堂々とやり切れた」と東京五輪から期待され続けた3年間の苦しい心情を振り返った。それでも「団体の金メダルでおなかいっぱい。悔しさより幸せすぎて涙が出る」と再び涙を流しながら笑顔を見せた。最後に内村航平さん、橋本に続き、日本勢個人総合4連覇を達成した岡について質問されると「国内から競争レベルが高くなって、どんどん日本の体操が強くなるという新しい未来も見えた。彼もケガを乗り越えて諦めなかった強さに感動した。のびのびとロス(五輪)に向けて一緒に戦えるように僕がまた鍛え直したい」と2歳年下のライバル誕生に気を引き締めた。一方、岡も「エースもミスが出てしまったので、いい勝負というか、MAXの演技ができていない。お互いいい演技がしたいな」と橋本と最高の状態での対決に意欲を見せた。

2028年のロサンゼルス五輪は橋本が26歳、岡が24歳で迎えることになる。X(旧ツイッター)に「日本選手の強さが頼もしくて感動した」「ロスではW表彰台がみられるかな」「これからも若い2人で切磋琢磨して欲しい」と期待する声がズラリ。また「連覇するのはとてつもなく大変なこと。最後の涙は感動した」「感情が入り混じった涙だった。また頑張ってほしい」「ベストを尽くした立派な演技だった」「インタビューにもらい泣きした」というコメントも寄せられた。

橋本は種目別決勝の予選を兼ねた団体戦予選で精彩を欠いたため、種目別決勝に残ることができず、この日でパリ五輪の全日程を終えた。


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