やはり「こち亀」は予言の書？ 「ときメモ」新機能に驚く読者「左近寺を思い出す」

「ときめきメモリアル～forever with you～ エモーショナル」（c）Konami Digital Entertainment

来年発売される恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル～forever with you～ エモーショナル」（コナミデジタルエンタテインメント）の新機能が、SNSで「こち亀で見た気がする」などと話題になっている。

同社は27日夜、ニンテンドースイッチ向けのソフトを紹介するネット番組「ニンテンドーダイレクト」で同作を来年発売すると発表した。「ときメモ」は1994年にPCエンジン向けに第1作目が発表された恋愛シミュレーションゲームの草分け的存在で、同作は95年に発売された「ときめきメモリアル～forever with you～」のリマスター版となる。注目されたのが、プレーヤーが設定した名前をゲームキャラクターがボイスで呼ぶ「Emotional Voice System」（EVS）で、オリジナル版の次回作にあたる「ときめきメモリアル2」で初実装された機能を同作でも楽しめるという。

この発表にゲーマーだけでなく、人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のファンも反応。SNSには「こち亀で見た気がする」「左近寺思い出したわ」「左近寺のねたが現実になるのか」などのコメントが並び、硬派な格闘ゲーマーの警察官、左近寺が「ときメモ」をパロディーした恋愛ゲームに夢中になり、ヒロインに名前を呼ばれるシーンで大興奮するという、96年ごろのエピソードを思い出した。

76年にスタートした「こち亀」の連載は2016年に終了。「リモート飲み会」「ゲーマーのプロ化」「動画の倍速視聴ブーム」など近年話題になる事柄を先んじて描いており「予言書」のようだと度々話題になっている。