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関東一初の決勝進出 劇的幕切れにSNS「同じ日に偶然すぎてエモい」と96年松山商「奇跡のバックホーム」思い出す声

iza(イザ!) / 2024年8月21日 12時2分

【第106回全国高校野球 準決勝 神村学園(鹿児島)-関東第一(東東京)】9回、玉城功大の安打で本塁生還を試みた神村学園・岩下吏玖をタッチしてアウトにする関東第一・熊谷俊乃介=甲子園球場(撮影・渡辺大樹)

第106回全国高校野球選手権大会準決勝が21日、甲子園球場で行われ、第1試合は関東第一(東東京)と神村学園(鹿児島)が対戦し、関東第一が2-1で決勝進出を決めた。なかでも、1打同点の九回2死一、二塁から、神村学園・岩下の本塁生還を阻止した関東第一・飛田のダイレクト返球にSNSでは、1996年夏の甲子園決勝の熊本工(熊本)ー松山商(愛媛)戦の「奇跡のバックホーム」を連想する声が集まっている。

この試合、神村学園先発の今村の前に6回まで無安打に抑えられていた関東第一。しかし1点を追う七回に先頭の越後が中前打を放つと、1死二塁から熊谷の右翼線へ適時二塁打で同点。さらに相手のエラーで熊谷が三塁に進み、続く市川の打球を相手二塁手が後逸し、2-1と勝ち越しに成功した。

そして関東第一1点リードの九回裏。神村学園は2死一、二塁から代打の玉城が中前打を放つと、同点を狙った二走の岩下が本塁を目指したが、関東第一の中堅手、飛田が本塁にダイレクト返球を決め、生還を阻止。劇的な幕切れで決勝進出を決めた。

この劇的幕切れに高校野球ファンは興奮。ネットユーザーからは「ナイスゲーム。本当に紙一重」「完璧なバックホームでゲームセット。すごい準決勝だった」「スーパープレーだった。感動した」「マジすごい最終回だった」と胸を熱くする人が続出。さらに「松商の奇跡のバックホームが蘇った」「28年前の今日(8月21日)に奇跡のバックホームが起きている。同じ日に偶然過ぎてエモい」と熊本工と松山商が対戦した96年の決勝を思い出す人も多くいた。

同試合は、延長十回に熊本工が1死満塁とサヨナラの絶好機を迎えた場面で、松山商の澤田監督は守備固めで右翼に矢野を起用。すると熊本工・本多の打球は代わったばかりの矢野のもとへ。甲子園特有の浜風で定位置より押し戻された打球を捕球すると、三走の星子はタッチアップをして本塁を狙ったが、矢野のバックホームの送球がノーバウンドで捕手のミットに収まり、タッチアウト。サヨナラを阻止した松山商はその流れにのって、十一回に3点を奪い、優勝を手にした。この激闘を高校野球ファンの間では「奇跡のバックホーム」と呼ばれている。

一方で、代打で登場し、安打を放った神村学園の玉城に「この状況でヒットを打つのはすごかった」「追い込まれながらよく打った」と称賛の声も多く寄せられている。

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