1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

《神木隆之介インタビュー》役柄のイメージは「ルフィ」、朝ドラ「らんまん」出演前のオファーは「うれしかった」、端島(軍艦島)を訪れた印象は? TBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」

iza(イザ!) / 2024年9月18日 17時0分

イメージは「ルフィ」

--プロデューサーや監督からリクエストされたことはありますか?

「僕が演じる鉄平は、いかに端島を良くしていくかを軸に動く人間なので、基本的には複雑に悩むというよりは、前向きに元気なキャラクターでいてほしいという話がありました。後々どういう出来事が起きて、どういう風に生きていくのかというのはその先の話ではありますが、 基本的には元気よくやってくれれば、まあ(人気漫画「ONE PIECE」の主人公)『ルフィ』みたいな人がイメージって言われましたね」

--現代と過去という2つの軸がある作品で、初の一人二役に挑戦していますが、神木さんが考えるこのドラマの楽しみ方を教えてください

「端島の物語はすごく明るくて楽しいですが、やはり当時の日本の状況や島の環境のことなど、背負うものが多いキャラクターがたくさんいるので、 それぞれのキャラクターに感情移入して『そうだよな~』『こんな思いだったのか~』などと、しみじみと見ることもできるパートだと思います。

逆に現代パートは現在に近いので、気楽に見ることのできる“休憩場所”とも取れますし、逆に今を生きる青年の玲央が、どういう風に過去の時代を見ているのか、そしてどういう印象を受けて、どういう風に関わりながら見方が変わっていくのか、玲央と一緒に端島のストーリーを見守っていくという目線でも見ることができると思います。一人二役で2つパートがあるので、限定されない見方ができる作品なんだろうなっていうのはすごい思いますね。

役作りは、第一印象で感じたことをもとに、それぞれが出す雰囲気やしゃべり方を意識して変えています。リハーサルで確認作業を行いながら構築していっています。玲央は『堕落』、鉄平は『ルフィ』といったことを意識しています」

神木自身は鉄平寄りか、それとも玲央タイプか?

--ちなみに神木さんご自身、端島には行かれましたか?

「行きました! 迫力ありますね。今回(ツアーで)初めて行ったのですが、軍艦みたいなシルエットが急に出てくるんです。その時に鳥肌が立つんです。異空間に行ったような感じがしました。今は誰も住んでいませんし、危険区域もいっぱいありますが、活気はあったんだろうなという面影が、なんとなくあるんです。廃虚ってなんか暗いイメージがあると思うのですが、ここにいた人たちって多分、楽しくて活気がすごくあったんだろうなと感じました。もちろん(今作を通じて)そのお話を聞いたりしている前提で見ちゃっているので、もしかしたらそういう偏見もあるかもしれませんが、生き生きしてるなと思いました」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください