今永昇太一発に泣く…2被弾3失点で8勝目逃げた ファン「今日もいい勉強になった」「投球内容悪くなかった」

カブス先発の今永昇太＝（撮影・蔵賢斗）

米大リーグ、カブスの今永昇太投手が3日（日本時間4日）、本拠地・シカゴでフィリーズ戦に先発登板。6回を投げて2本の本塁打を含む6安打8奪三振3失点、防御率3・16で今季8勝目を逃した。またチームが七回に同点に追いついたため、勝敗はつかなかった。

今永は立ち上がりの一回にいきなり四球で走者を出すが、後続を完ぺきに打ち取った。味方が1点を先制して迎えた三回、9番マルシャンに一発を浴び、同点とされた。再び1点リードの六回先頭に三塁内野安打で出塁を許すと、続くボームのファウルフライを一塁ブッシュが落球。すると今永は直後の2球目を中堅席へ運ばれ、逆転を許した。結局、今永はリードを許したまま六回で降板したため、6月15日以来となる8勝目は手にできなかった。

ナ・リーグ東地区の首位を快走するフィリーズ相手に、2本塁打されながらも6回で8三振を奪った今永。X（旧ツイッター）には「投球内容悪くなかっただけに悔やまれる」「全然悪くなかったのに、被弾が痛かった」「また本塁打か」と一発を悔やむ声がズラリ。一方で「今日もいい勉強になった」「好調フィリーズを封じ込めたのはさすが」「勝ちにはならなかったけど、三振も取れてるし、らしさは出したと思う！」と前を向くファンの投稿も散見された。