大河「べらぼう」唐丸(渡邉斗翔)はのちの写楽? 画才発揮する場面から予想殺到 「歌麿?」「北斎じゃないかな」との声も
iza(イザ!) / 2025年1月26日 20時45分
俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(NHK総合など)の第4回が26日、放送され、唐丸(渡邉斗翔)が絵の才能を発揮する場面に視聴者の注目が集まった。
天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期を舞台に、親なし、金なし、画才なし…ないない尽くしの生まれから歌麿、北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、写楽を世に送り出して“江戸のメディア王”として時代の寵児にとなった快男児「蔦重」こと、蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の物語。
唐丸は、明和の大火で蔦重に命を救われ、彼の幼名をもらってそばで育てられている孤児。吉原に向かう手前の五十間道で蔦重が働く茶屋「蔦屋」を手伝っている。この日の放送で、蔦重が制作を任され、絵師の礒田湖龍斎(鉄拳)が描いた大判錦絵「雛形若菜初模様」の下絵を預かった蔦重が、布袋に入れて蔦屋に置いておいたところ、誤って水びたしになり、輪郭線がすっかりにじんで、下絵として使えなくなってしまった。すると唐丸が、下絵をよく観察しながら繊細な筆致で線を写し取り、元の絵と同様の見事な下絵を描いていった。描きあがった1枚を手に取った蔦重は「元の絵にしか見えねえ…」と目を見張り、驚いた義兄の次郎兵衛(中村蒼)は、「なんでこんなことできんの?」と尋ねたが、唐丸自身にもその理由はわからなかった。蔦重は感極まって唐丸を抱きしめると、「お前はとんでもねぇ絵師になる! 間違いなく、なる! いや、俺が当代一の絵師にしてやる!」と宣言。唐丸も喜び、残りの下絵もすべて描き写した。後日、その下絵をもとに彫られた板木(版木)からつくった試し摺りを見た湖龍斎は、「う~ん、よく仕上がっておる!」と太鼓判。描いた本人が下絵が描き写されていたと気づかないほど、唐丸の画才が秀でていることが証明された。
この場面を受け、唐丸が将来、著名な浮世絵師に成長するのではないかと予想する視聴者が続出。SNSには、「唐丸覚醒!」「絵師になる?」「何かしら名のある人に超進化する奴だろコレ」「この子はもしかして…」「あの謎の絵師に!?」「やっぱ後の写楽ってコト?」「写楽とは限らないか」「写楽?歌麿?どっち?」「将来の葛飾北斎じゃないかなあ」といったコメントがズラリと並び、今後の展開に熱い視線が注がれている。
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