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横浜流星主演大河「べらぼう」海外向けビジュアルと特報動画公開 音楽は「麒麟がくる」のジョン・グラムさんに

iza(イザ!) / 2024年10月26日 10時0分

英語タイトル「UNBOUND」と題した大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の海外向けビジュアル(C)NHK

NHKは26日、2025年1月5日からスタートする大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の海外向け特報動画「べらぼう」グローバルVer.とビジュアルをドラマの公式HP、X(旧ツイッター)、インスタグラムで公開した。

同局のドラマは、世界の多くの国で見られており、今作も英語タイトルを「UNBOUND」と題して、新たなビジュアルと特報動画を作成。“江戸のメディア王”として時代の寵児となった主人公、蔦重(つたじゅう)こと蔦屋重三郎(横浜)が出版した作品が今も世界中を魅了しているように、今作も放送に先駆けて、さまざまな素材を使って国際発信を行い、作品の魅力を届けていくという。

UNBOUNDとは、「解放された」「とらわれない」という意味で、身分や出自にとらわれず、慣例に縛られないべらぼうな生き様を見せた蔦重を表現する言葉。「未製本」という意味もあり、出版業を営み、やがて浮世絵や本の文化を発展させていく蔦重をイメージさせる言葉でもある。

また「麒麟がくる」(2020年放送)の音楽を担当した米国の作曲家、ジョン・グラムさんが今作でも音楽を務めることも決まった。ジョン・グラムさんは日本の文化をこよなく愛する作曲家として知られる。テーマ曲はNHK交響楽団が演奏し、同楽団の正指揮者、下野竜也さんがタクトを振る。

ジョン・グラムさん コメント

「大河ドラマ『麒麟がくる』は、これまでの私の作曲人生の頂点であり、今回、再び大河ドラマの音楽を担当できることに感激しています。『べらぼう』のメインテーマは、二つの視点からアプローチしました。一つは、資金も社会的地位もない状態からスタートし、たゆまぬ努力とリーダーシップ、そして賢さで大成功を収めた蔦重への敬意です。もう一つは、250年以上続いた平和の中で商業が発展し、芸術も花開いた江戸文化への賛美です。浮世絵の魅力の一つは、それまで手が届かなかった美しく複雑な芸術作品が、一般の人々にも手に入るようになり、日本国内のみならず、世界中でセンセーションを巻き起こしたことだと思います。江戸時代の絶え間ない情熱的なエネルギーを込めたメインテーマは、演奏難易度が非常に高い楽曲となりましたが、マエストロ下野竜也の指揮のもと、NHK交響楽団の演奏によって感情と一体感にあふれる曲に仕上がりました。ぜひご期待ください」

下野竜也さん コメント

「大河ドラマ『麒麟がくる』で初めて知ったジョン・グラムさん。過去、エンニオ・モリコーネさんの前例があったにせよ、海外の方がどの様に大河ドラマと歩むのだろう?と思っていましたが、最初からジョンさんの音楽に引き込まれていました。今回、ご一緒出来る事を光栄に思いつつ、それこそ、べらぼうに緊張して録音セッションに臨みました。江戸時代の中でも、より絢爛豪華な文化の雰囲気とその中での様々な人間模様が目の前に広がる様な音楽を紡ぎ出された事に感服しております。ドラマと共にジョンさんの音楽を『べらぼう』をご覧になられる皆様が楽しんで下さる事をN響メンバー スタッフと共に願っております」


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