朝ドラ「虎に翼」航一さん（岡田将生）が道男（和田庵）に嫉妬？ SNS「動揺してるのがウケる」「衝撃を受けてるのがカワイイ」

連続テレビ小説「虎に翼」の登場人物、星航一（岡田将生）（C）NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第99話が15日、放送され、ヒロイン、佐田寅子（伊藤沙莉）と交際中の星航一（岡田将生）が、恋人のことを「ともこ」と呼び捨てにした島田道男（和田庵）の言葉に驚いた表情を浮かべたシーンに視聴者から多くの反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子を演じている。ドラマは第20週「稼ぎに操り女？」（第96～100話）が放送され、星家にあいさつに行った寅子は航一から同居を提案されるが、その意図が感じ取れず、受け流してしまった。帰宅後、同行した娘の優未（毎田暖乃）からあの言葉はプロポーズだったと指摘された。

この日の放送では、航一が寅子の自宅にあいさつのためにやってくることになった。寅子と優未、義姉の猪爪花江（森田望智）、甥の直人（青山凌大）と直治（今井悠貴）、道男が掃除や料理などをしていると航一が到着。寅子が航一を紹介していると、そこへ弟の直明（三山凌輝）が恋人の田沼玲美（菊池和澄）を連れてやってきた。実は、結婚後も実家で同居を続けたい直明と花江がケンカの真っ最中。どちらの意見も理解できる寅子は、航一の冷静な意見が聞きたいと考え、立ち合いをお願いしていたのだった。息子たちの後押しもあって話し合いを決意した花江は「本当に身内の話でお恥ずかしいのですが、ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします」と頭を下げ、久しぶりの「家族裁判」が始まった。

玲美は、寅子と家庭裁判所開設準備の手伝いの際に寅子や花江と面識があったこと、3年近く前に直明と再会し、花江の不在の時に猪爪家を訪ね、ライスカレーを家族にふるまったことなどを、まくしたてるように話した。その姿に黙って聞いていた道男が「つうか、この人めちゃくちゃしゃべるな。寅子みたい」と印象を述べた。すると航一は驚いた表情で「寅子」と小さくつぶやいた。

道男は、寅子が戦災孤児問題に向き合った際、上野で出会った戦争孤児だったが、すっかり猪爪家と家族のような付き合いを続けている。その道男が寅子を呼び捨てする姿に航一が反応したことに、X（旧ツイッター）には「ともこ呼びに衝撃を受けてるのがカワイイ」「ジェラる航一がよかった」「怪訝そうな顔してたの見逃してねーからな」「ピクッと反応するのがおかしかった」「動揺する航一さんん、ウケる」と爆笑。また花江や友人たちが「トラちゃん」と呼ぶ中で道男だけ「ともこ」と呼ぶことに注目する人もいて「（寅子の母）はるさん（石田ゆり子）が亡き今、『ともこ』って呼ぶのは道男だけだな」と指摘する人もいた。