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朝ドラ「虎に翼」6月21日第60話あらすじ はる(石田ゆり子)が天国へ…寅子(伊藤沙莉)は懐かしい人と再会、それは道男(和田庵)の希望に

iza(イザ!) / 2024年6月20日 8時15分

出張から戻った寅子は、すぐに道男の行方を探したが、行方がわからないまま10日が過ぎた。はるは、道男という名前が直道が生まれた時の候補の1つだったことを明かし、孤児として生きる道男を放っておけなかったと述べた。「勝手に息子を重ね合わせたのは私で、なのにあんな目を向けてしまうなんて…」。はるは、そのせいで花江に嫌な思いをさせたと責任を痛感。その直後、心労がたたって倒れてしまった。

飛んで帰ってきた寅子が枕元で手を握ると、はるは愛する家族に囲まれて悔いはないと言いかけて、口ごもった。気持ちを察し、寅子に道男を連れてきてほしいと頼む花江。するとはるも静かにうなずき、寅子はすぐによねと轟がいる上野へと向かった。

道男はそこで炊き出しを手伝っていた。大人への不信感を強めた道男は、寅子の言葉が信じられなかった。そして、酒浸りの父に暴力を振るわれ、空襲の時に自分をおいてその父を探しに行った母がそのまま2人とも亡くなってしまったという壮絶な過去を明かした。大人は自分の都合で子供から逃げたり捨てたりするから1人でいるほうがマシだと本音をぶちまける道男。寅子は真っ当な大人は1度や2度の失敗で子供の手を離したりしないと言い返し、はるこそが自分が知る最も真っ当で優しい人だと説いた。そんな母を、悔いを残したまま死なせたくない、心配ばかりかけてきたから最後くらいは望みを叶えてあげたいと頭を下げる寅子。その言動に、切実な思いを感じ取った道男は、寅子に連れられて猪爪家へ。

帰ってきた道男に、はるは「こっちへいらっしゃい」と声をかけた。そしてそっと頬を触った後、ぎゅっと抱きしめ「これでいい」と述べた。「何がだよ」と戸惑う道男に「あなたにしてあげたかったこと。ここまでよく1人で生き抜いたね」と伝えた。「ばあちゃん、死ぬのかよ!」と尋ねる道男に「死ぬ」と返すはる。「死ぬなよ、じゃあまた俺1人じゃん!」と言い返すと、「それはこの先の道男次第」と言った。

その晩、はるは、寅子と花江を呼び、戸棚に今年の日記が入っていると伝えた。自分が死んだあとのことが書かれているとし、「それ以外の日記は焼いてちょうだい」と頼んだ。そして、夫の直言(岡部たかし)と直道の写真を取ってくれと頼み、そっと抱えて目をつむった。「これでいい。これで…」。はるは言葉を絞り出した。「やだ!」と号泣する寅子。花江も涙が止まらない。「何を子供みたいなこと言ってるの。『地獄だ、やめろ』と言っても好き勝手飛び回っていたのはあなたじゃない」「いろんなことがあった人生だったけど、悔いは何ひとつない。この家のことは2人になら任せられる…先のことはよろしくね」などという母の布団に寅子は突っ伏しながら泣いた。

その日の夜更け、はるが息を引き取った。

「虎に翼」第60話あらすじ

はると心ゆくまで語り合った寅子たち。花江は道男からの謝罪を受け入れる。

道男の将来に対して自分に何ができるか悩むなか、寅子は懐かしい人との再会を果たす。それは道男にとっても、希望の光となる再会だった。

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