張本美和 世界女王撃破！ 卓球女子団体が中国破って50年ぶりアジアV SNS「まだ16歳なのが信じられない」「大谷翔平に見えるくらい強かった」

張本美和　(撮影・水島啓輔)

卓球の日本女子代表が10日、カザフスタンで行われているアジア選手権決勝で世界ランク1位の中国を下し、1974年以来のアジア選手権に優勝。16歳の張本美和が中国選手2人を撃破する大活躍を見せた。

エース早田ひなをケガで欠く日本は、決勝で格上の選手がそろう中国戦に、パリ五輪代表の張本、平野美宇と東京五輪シングルス銅メダルの伊藤美誠の3人で挑んだ。まず1番手で出場した張本が王芸迪と対戦。第１ゲームこそ失ったが強気な攻めで第2、第3ゲームを連取した。フルゲームまで持ち込まれた最終第５ゲームは、一度はリードを許しながらも逆転で勝利し、チームに勢いをつけた。2番手の伊藤こそ世界女王の孫穎莎に圧倒されたが、続く平野が陳幸同を破り、優勝に王手。最後は再び登場した張本が、伊藤が敗れた孫に2ゲーム連取されながらも逆転勝利。絶対王者の中国を破って、50年ぶりにアジア女王の座を手にした。

歴史的な快挙にX（旧ツイッター）では「ついに団体で中国に勝った」「歴史が変わった瞬間みた」「中国越えで優勝おめでとう」「一生不可能かと思ってたから感動した」とファンが大興奮。早田を欠いた布陣で中国に勝利したことに「早田出さずに勝った」「みうみまひなの黄金世代に張本が同じ時期に揃った奇跡のチーム」「今の日本代表アツすぎる」と今後の飛躍を期待する声もあった。

特に、中国選手2人に勝利した張本に衝撃を受けたファンから「すごすぎて引いてる」「えぐーーーー」「まだ16歳なのが信じられない」「孫に勝ちきるってバケモンだろ」「張本が大谷翔平に見えるくらい強かった」といったポストが続出していた。