朝ドラ「虎に翼」でりつ子さん(菊地凛子)「雨のブルース」熱唱!「ブギウギ」とのコラボにSNS「鳥肌」「スピンオフ見てるよう」
iza(イザ!) / 2024年6月28日 9時12分
NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第65話が28日、放送され、女優の菊地凛子演じる茨田りつ子が「愛のコンサート」で名曲「雨のブルース」を歌唱。前作「ブギウギ」(2023年度後期放送)とのコラボレーションに視聴者が沸き、X(旧ツイッター)で「茨田さん」「りつ子さん」がトレンド入りした。
日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。ヒロインの佐田寅子役を女優の伊藤沙莉が演じている。この日は第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第61~65話)の最終日で、昭和24(1949)年4月、家庭裁判所の広報のために企画された「愛のコンサート」にりつ子が出演。寅子らが舞台袖で見守るなか、「雨のブルース」を熱唱した。
その本番前、準備を手伝う寅子が、りつ子の衣装のほつれがあることに気がついた。持っていた裁縫道具で手直ししようとすると、りつ子は寅子の娘、優未(金井晶)が書いた手紙をみつけ、子供がいるのかと寅子に尋ねた。夫を亡くしたため、1人娘は義姉の猪爪花江(森田望智)にお願いしているという寅子に、りつ子は家族を養うために働いているのかと再び質問。寅子は、法律の仕事が好きだとし「憲法が変わってからより好きになりました。全ての人たちを平等に幸せにできる…。困ってる人たちの手助けができる最高の仕事なんです」と笑った。寅子の言葉にりつ子も笑みを浮かべ、ほつれが直った衣装を見て「下手ねえ」とツッコミ。そして寅子の元上司、久藤頼安(沢村一樹)に頼まれなくてもこの仕事を引き受けていたと伝え、「あなたと同じ。この仕事が好きなの。で、裁縫は苦手」と笑った。
ステージに上がったりつ子は相変わらずの歌唱力を披露。その後、記者たちの前で「随分とおしゃべりな。彼女、まっすぐな目で人助けを最高の仕事だなんて言うの。本気でそう思っていなきゃ言えない言葉よ」と寅子のことを紹介した。そして「東京在住の困ったご婦人方はぜひ、佐田寅子さんをお訪ねになって」と述べた。
「ブギウギ」は、戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、主人公の福来スズ子(趣里)が多くの困難を乗り越えながら歌手の道を突き進む姿を描いた朝ドラ。りつ子は、ブルース歌手として活躍した淡谷のり子さんをモデルにしたキャラクターで、スズ子の頼れる先輩であると同時に互いに刺激し合って同時代を駆け抜けたライバルかつ盟友として登場し、ドラマを盛り上げた。
「ブギウギ」終了から約3カ月、再び「虎に翼」でりつ子の歌声が聞けたことに視聴者は感激で、SNSには「虎に翼で聞けるとは」「感動」「しびれた」「久しぶりに聞けて鳥肌立った」「コラボがステキ」などのコメントが殺到。また「虎に翼」でもブレないりつ子に「りつ子さんの『下手ね』というお礼に泣けた」「台詞にジーンときた」「りつ子がブギウギのりつ子で相変わらずカッコイイ」「まるでスピンオフ見ているみたい」といった声も寄せられた。
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