「ジョンソン」終了を正式発表「視聴者のニーズと我々のやりたいことがリンクしなかった」 TBS10月期改編説明会

ＴＢＳ本社

TBSは5日、東京・赤坂の本社で10月期の改編説明会を行い、2023年10月に始まったバラエティー番組「ジョンソン」のレギュラー放送を9月末で終了すると正式に発表した。放送開始からわずか1年で幕を下ろすことに、同局の畠山渉企画プロデュース室長は「思うような成果が出せなかった」と述べた。

畠山氏は「ジョンソン」の終了について「人気芸人の皆さまにお集まりいただきていただきまして、制作スタッフもいろんな形で試行錯誤しながら、策を講じながら挑戦してまいりましたけれども、思うような成果が出せず、 今回終了という判断をさせていただきました」と説明。そのうえで1年で終了となった理由を「制作スタッフ及び演者の皆さま、関係者の皆さま、精いっぱいいろんな形でトライをしてくださったわけですが、視聴者のニーズとわれわれのやりたいことがうまくリンクしなかった」などと分析した。

「ジョンソン」は、かまいたち（山内健司、濱家隆一）、モグライダー（芝大輔、ともしげ）、見取り図（盛山晋太郎、リリー）、ニューヨーク（嶋佐和也、屋敷裕政）というお笑いコンビ4組8人がレギュラー出演し、テレビでしか見ることができないさまざまな新企画に挑戦するとうたったバラエティー。13年9月にレギュラー放送が終了した「リンカーン」の後継番組としてスタートしたが、視聴率が振るわず、1年で終了となった。