木村拓哉主演「グランメゾン東京」SP29日OAあらすじ 京都で話題のフレンチを訪れた倫子（鈴木京香）は、ここに尾花（木村拓哉）がいると確信し…

木村拓哉主演「グランメゾン東京」完全新作スペシャルドラマを放送　（C）TBS

俳優の木村拓哉が主演を務めた連続ドラマ「グランメゾン東京」（2019年、TBS系）の完全新作スペシャルドラマが、29日夜9時から放送される。

日曜劇場枠で放送された「グランメゾン東京」は、フランス料理の天才シェフ、尾花夏樹（木村）が慢心から仏パリに構えた二つ星レストランや仲間を失い、どん底から世界最高の三つ星レストランを目指す物語。挫折した尾花が女性シェフの早見倫子（鈴木京香）と出会い、周囲と衝突しながらも夢に向かって再起する姿が視聴者の感動を呼んだ。

今回のスペシャルドラマは、レストラン「グランメゾン東京」がミシュランガイドの三つ星を獲得したあとの物語。オープンからわずか1年で、アジア人女性初の三つ星レストランのシェフとなった倫子だったが、その直後、世界各国で新型コロナウイルスが蔓延し、飲食業界は大きな打撃を受けた。グランメゾン東京も例外ではなく、生き残りのため大手企業傘下のフードコンサルティング企業と資本提携を結び、通販用の冷凍食品やレシピサイトに活路を見出していた。しかし、倫子は店を維持することばかりを考えて料理への純粋な情熱を忘れてしまったようで、見栄えだけの料理によってミシュランの星を減らし、ついにすべての星を失ってしまった。

一方、パリに行ったはずの尾花は姿を消し、連絡が途絶えていた。倫子は資本提携に責任を感じつつも、契約上受けざるを得ないシェフ本来の仕事とは程遠い業務をこなすなか、彼女のマネジメントを担当する久住栞奈（中村アン）とともに、あるフレンチレストランを訪れる。それは、オープンして間もないにもかかわらず今年の世界トップレストランにノミネートされると噂になっている一日一組限定の店「メイユール京都」。コース料理を食べすすめていった倫子は、その店に尾花がいることを確信する。

なお、30日から映画「グランメゾン・パリ」（配給・東宝）が全国で公開される。スペシャルドラマを前日譚としており、パリを舞台に、尾花がフレンチの本場ではアジア人初となる三つ星獲得を目指す。