大谷翔平凱旋“神チケット”争奪戦にファン絶望「27万人待ちって、こりゃダメだ」「早速転売ヤーの餌食」 2025年3月ドジャースVSカブス開幕戦

本塁打を放ったドジャース・大谷翔平＝ドジャースタジアム（撮影・水島啓輔)

米大リーグで大谷翔平投手、山本由伸投手が所属するドジャースと今永昇太投手、鈴木誠也外野手が所属するカブスが2025年3月18、19日に東京ドームで開幕シリーズ「MLB Tokyo Series by Guggenheim」を行う。試合の先行チケットが6日、販売された。

この日売り出されたのは、メジャーリーグ（MLB）とパートナーシップ契約を結ぶ、マスターカード社による「会員限定先行販売」。日本のカード発行会社で発行された同社のマークがついたクレジットカード、デビット、プリペイドカードを持つ人限定で、午後6時から先着順で受け付けが始まった。1人4枚まで購入することができ、指定席SSSが6万円と最も高く、一番安い指定席Cが7千円（子供は4千円）となっている。

大谷の凱旋試合を一目見たいというファンはやはり多かったようで、発売開始前から大混乱。プレミアチケット争奪戦の様相に、X（旧ツイッター）には、「買えるかどうか緊張してきた」「先着って厳しい」「マスターカードじゃないと買えないのに、カード忘れた」と発売前の心境をつづる人も。さらには開始前からアクセスが集中しているという表示が出た人や、「30万人ってテレビで見るか…」「27万人待ちって、こりゃダメだ」「5分前にアクセスしたら10万人待ってた」などと購入待ちの数に絶望するコメントが殺到。また早速転売サイトで出品されるチケットもあり「早速転売ヤーの餌食」「観戦する気がないなら取るな」という声も見受けられた。

開幕戦のチケットは、開幕前日のレセプションへの招待券などの特典がついた「ホスピタリティパッケージ」（エキサイティングシートは1席55万円）、団体で観戦できる「グループシート」（「マススイート（10人定員）」は176万円）などが用意されている。また販売は「ホスピタリティパッケージ」、「グループシート」、巨人及び阪神とのプレシーズンゲームを含む「6試合パック」の抽選販売が9日正午からスタート。一般チケットは2025年1月9日から順次受け付けを開始する。