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賀来賢人×柄本時生×落合モトキ ロングインタビュー《後編》「カメラ回ってない時のほうが汗かいてる」 「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」テレ東7・12スタート

iza(イザ!) / 2024年7月12日 12時0分

――賀来さん、落合さんが演じた役のセリフは当て書きですか?

柄「僕が脚本を書いているわけではないのですが、そこは(脚本を担当する)今井(隆文)さんと相談して、個々人で飲んだこともあって、2人の人柄を知ってくれていたので、近しくは書いてくださったんじゃないかなと思います」

――お三方それぞれご自身の役を演じるにあたって、こだわったところは?

賀「僕は濡れ場ですかね、やっぱり…」

柄・落「濡れ場、ないよ!」

賀「(笑)特にこの3人の関係性のなかで、どこか気持ち悪い部分を抱えているのが僕の役の大きな特徴で、それが話数を重ねるごとにちょっとずつ歪みが大きくなっていくさまを丁寧に表現したいと思っています」

落「設定としてはバスケ部のクラブチームに入ってて、実年齢と同じ、2人よりも1歳年下という役柄ですが、たしかに自分の意見も持っているんだろうけど、大助さん(賀来)と裕ちゃん(柄本)の言うことを尊重して、そこには全力でついていきますよっていうところは自分にも近しくて。変に作り込むよりも自分の直感を大事にして、うまいこと2人の間にずっといたいなという振る舞いでいます」

柄「賀来演じる大助さんと僕が幼なじみ、ここ(落合)とも幼なじみで一緒に掃除屋をやる。その理由としてはここの2人(大助と裕ちゃん)の関係値があるんですが、『誰が悪いわけでもない』という作品の根っこにあるモチーフと直結する関係値なんです。その関係値がしっかり見えれば、とは思いながら演じています。芝居の空気感は、かっちゃんが言ったように本当に普段と変わらないような会話をしているので、見ていただけたらすごくわかっていただけるんじゃないかと思います」

賀来と落合の役は、柄本の抱く2人のイメージを反映

――当て書きという話が出ましたが、賀来さん、落合さんはそれぞれご自身の役柄にどういう印象を持ちましたか?

落「初日にカメラの前に立った時に、一応引き出しにいろいろと忍ばせては行ったんですが、結構手前にあるものをすぐ使えたかなというような感じがあって。その空気感でいいのか、出会ってから20年経験を積んできて、初めてそろって共演して、残念なものは出したくないとは思ったし、それまでに積み上げたものも忘れたくないけど、変に考えずにできたのは、自分から遠のいた役ではなかったからかなと思いました」

柄「自分に近いようで遠いような感覚がありますかね。セリフなどは本当に普段どおりの会話をできるように心がけているなかでも、置かれてるのはまったく違う環境で、自分で考えたキャラクターではあるけれど、自分とはちょっと違う人間だなと思って演じています」

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