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朝ドラ「虎に翼」多岐川さん(滝藤賢一)の過去に視聴者涙 「アツさに泣いてしまった」「やはり只者じゃなかった」

iza(イザ!) / 2024年6月14日 10時35分

多岐川幸四郎(滝藤賢一)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第55話が14日、放送され、ヒロインの上司、多岐川幸四郎(滝藤賢一)の過去が明らかになり、視聴者の涙を誘った。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉がヒロインの佐田寅子役を演じている。この日は第11週「女子と小人は養い難し?」(第51~55話)の最終日で、昭和23(1948)年12月、家庭裁判所の設立に向けて奔走を続けてきた寅子は、ボランティア活動員に邁進する大学生の弟、直明(三山凌輝)の力を借りて意見が対立していた家事審判所の壇(ドンペイ)と少年審判所の浦野(野添義弘)を説得。より多くの子供を救いたいという直明の言葉に感銘を受け、それ以降、合併に反対する声が減っていった。

年明け1月1日の家庭裁判所発足を控えた大みそか、東京家庭裁判所の事務所を作る作業が始まった。猪爪家や直明が通う大学の友人たちも手伝い、什器や書類も搬入され、最後の仕上げとして、闇市で食糧を買うことを拒否し、餓死した裁判官、花岡悟(岩田剛典)の妻、奈津子(古畑奈和)が描いた絵画が飾られた。多岐川は絵画を前に、「法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。人が幸せになるためにあるんだよ。幸せになることを諦めた時点で、矛盾が生じる。彼がどんなに立派だろうが、法を司るわれわれは、彼の死を非難して、怒り続けねばならん。その戒めとしてこの絵を飾るんだ」と訴えた。

年が明けると、室長補佐の汐見圭(平埜生成)から、多岐川の過去が明かされた。多岐川は、自身が死刑判決を下した死刑囚の死刑を見に行ったことがあり、以降、死刑を求刑したくないあまりに、判決をねじ曲げてしまうかもしれないと怖くなり、凶悪事件を受け持たなくなった。戦後、朝鮮から引き揚げ、上野駅に降り立った際、孤児たちを見かけて「俺が逃げずにいられるものを見つけたぞ」と思い、子供たちの幸せのために仕事をすることを決意したという。そばで寝ていた多岐川は「つまり愛だ」と寝言を言った。

夜が明けると、モーニング姿に着替えた多岐川は、寅子たちに「どうだ、心が震えるほどにいい男だろう」とニヤリ。事務所の前に「東京家庭裁判所」と書かれた紙を掲げ、「この光景を、どうしても君たちと一緒に見たかったんだ」と語った。

紛糾する家事審判所と少年審判所の話し合いの場では、まったく議論に参加せず、その横でいびきをかいていた多岐川。また両者の話し合いという名の「飲み会」を開き、一切、仕事の話をせずに寅子を呆れさせたこともあった。そんな多岐川の過去が明らかになり、SNSには「家庭裁判所の成立と、多岐川さんのアツさに泣いてしまった」「多岐川さんの思いが泣けたわ…」「多岐川さんにそんな過酷な過去があったんか」などの声。また、「ああ見えて繊細だった多岐川さん」「多岐川はただの変わり者じゃなかった」「ちょび髭おじさん、やはり只者じゃなかった」といったコメントも寄せられた。

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