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朝ドラ「虎に翼」小野さん(堺千春)が朝鮮の言葉で制止にSNS「もうひとりのヒャンちゃんだった」「何か隠してそう」と香子(ハ・ヨンス)重ね合わせる声

iza(イザ!) / 2024年7月29日 10時51分

(手前中央)金顕洙(許秀哲)、(右奥)小野知子(堺小春)(C)NHK

女優の伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の第86話が29日、放送され、新潟地家裁三条支部の庶務課に勤める小野知子(堺千春)がヒロイン、佐田寅子(伊藤)の担当した放火事件を傍聴。突然、朝鮮の言葉で話し出すシーンに多くの視聴者が反応し、X(旧ツイッター)では「小野さん」がトレンド入りした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。主人公の佐田寅子を伊藤沙莉が演じている。ドラマはこの日から第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」(第86~90話)が始まり、週に1日、新潟地裁本庁で刑事事件を担当している寅子は、三条市内で起きた放火事件を担当することになった。

この日の放送では、市内のスマートボール場から出火し、4軒が全焼する火災が発生。寅子のもとには、スマートボール場を経営する朝鮮人、金顕洙(許秀哲)に対する逮捕状の請求に警察官がやって来た。顕洙が犯行を否認するなかで、人種の違いを理由に顕洙を犯人と決めつける警察官に寅子は「差別的発言は見逃せません」と断言。その言葉を不思議がる警察に「法を犯したのかどうかはいずれ法廷で明らかになることです」と答えた。やり取りを聞いていた小野は、少し驚いた表情を浮かべた。寅子が逮捕状を発付し、警察官が部屋を出て行くと主任書記官の深田仁助(遠山俊也)は以前、新潟県内で朝鮮人が起こした暴動があったと説明。寅子は犯罪を容認するつもりはないが、それでも差別は別の問題だと指摘した。

2人のやり取りに小野は強張った顔で突然立ち上がり「皆さんのお茶いれます」と部屋を出て行った。深田は小野の愛想のなさを嘆き「あのままでは嫁のもらい手が…。しかも彼女は一度婚約を破棄されてるそうで」と暴露すると、寅子は本人のいないところで噂話をするのは良くないと深田に注意した。

公判初日、寅子が法廷に入ると傍聴席に小野の姿を見つけた。被告人の顕洙は、幼少期に家族とともに朝鮮から渡来し、弟の広洙(成田瑛基)とともにスマートボール場を営んでいたが、経営不振で100万円あまりの負債を抱えていた。弟は工場へ働きに出て、兄1人で借金返済のために頑張っていた矢先、閉店後に火災が発生。火元は物置で普段火の気のない場所だったこと、事件が起きる前に火災保険を契約していたこと、現場から逃走していたことなどから警察は顕洙を疑い、緊急逮捕した。裁判の途中、傍聴席にいた広洙が突然立ち上がり「全部間違ってる! この逮捕も裁判もあんたらも何もかも!」と叫び、裁判長を務める星航一(岡田将生)の注意も聞かず、故国の言葉で警察も裁判官も信じられないため、何も話してはいけないと兄に訴えた。再三の注意を聞かない広洙に航一が退廷を命じようとすると、今度は小野が立ち上がり、「やめてください。お兄さんが苦しむことになる。どうぞお静かに」と朝鮮語で諭した。その姿に寅子も顕洙の弁護を務めた杉田太郎(高橋克実)らも驚きの表情を浮かべた。

小野が突然、朝鮮の言葉をしゃべり出した姿に視聴者もビックリ。SNSには「何か関わりある可能性があるのか」「謎が多すぎる」「窮屈な思いを抱えてそう」と興味津々。また「ヒャンちゃんのように何か隠してそう」「婚約はきっとそういうことか」「小野さんはもうひとりのヒャンちゃんだった」と寅子の学友で、寅子のかつての同僚、汐見圭(平埜生成)と結婚し、日本で「汐見香子」として生きる崔香淑(ハ・ヨンス)と重ね合わせる人もいた。


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