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スタバと霧島酒造のコラボ施設、隈研吾氏が建築デザイン 自然を感じる“みんなの憩いの場”に

iza(イザ!) / 2024年10月24日 13時17分

外観イメージ

スターバックスコーヒージャパンは24日、霧島酒造との共同プロジェクトとして進めている2026年春オープンのコラボレーション施設について、同施設の建築を建築家の隈研吾氏が手がけると発表した。

同施設は地域の人をはじめとした「みんなの憩いの場」であるとともに、自然環境と調和した、地域社会と共生していくための気づきやアクションにつながる発信の場として展開。隈氏が大切にしている「その土地の環境、文化に溶け込む建築」と両社の思いを融合させ、和を感じられる竹の魅力を最大限に引き出し、自然を感じながらゆったりと落ち着くことができる建築デザインになっているという。

今回発表された施設イメージは、吸い込まれるような意匠が印象的なエントランスから、晒竹(さらしだけ)のゆるやかな曲面の天井に包み込まれた、竹本来の温かさが醸し出す開放的な空間へと続き、壁面にはスターバックスのコーヒー豆かすと九州南部の土壌を形成するシラスが混ぜ込まれた内装ボードを使用。随所で自然の恵みを表現している。

施設の象徴となるガラス張りの植物園は、緑あふれる空間のなかで人と自然の関わりを体感できる場所だ。「暮らしを支える植物」「味覚で楽しむ植物」「彩りを添える植物」「水と共に生きる植物」の4つのテーマに沿った、約80種類の亜熱帯植物が楽しめる。この植物園では、霧島酒造の焼酎製造過程で発生する蒸留温排水の熱エネルギーを活用することで、年間を通して、植物のさまざまな表情を楽しむことができるという。さらに、本施設で利用する電力は「サツマイモ発電」で運用する予定で、環境に配慮した施設運営を行っていくとしている。

また、施設屋内に設ける客席や、植物園内、芝生エリアにあるテラス席では、くつろぎながらコーヒーを楽しめる。芝生エリアは小さな子供が自然に触れあいながら遊べる場としても利用可能だ。さらに、エントランス横の階段を上った先には、霧島山や沖水川の雄大な姿を一望できる屋上庭園があり、都城の豊かな自然の魅力を感じながら特別なひとときが楽しめるという。

本施設では、両社の強みを生かした地域社会や自然環境に前向きなアクションを実行していくとしている。その活動の一例として、両社の事業活動により排出されるコーヒー豆かすや焼酎粕を用いた「たい肥づくり」など、自然の恵みを体感できるワークショップを計画しているという。

建設概要

建設場所:霧島酒造 本社増設工場北側(宮崎県都城市下川東4丁目)

建物構造:鉄骨造 1階建て

敷地面積:4685平方メートル

延べ床面積:703平方メートル

客席数:施設屋内:57席(予定)、テラス:18席(予定)

駐車場:約30台

定休日:不定休

着工:2024年10月1日

オープン予定:2026年春

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