朝ドラ「虎に翼」航一さん(岡田将生)のズッコケに「ブギウギ」羽鳥善一(草なぎ剛)思い出す視聴者続出?
iza(イザ!) / 2024年8月9日 9時45分
NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第95話が9日、放送され、新潟地裁の判事、星航一(岡田将生)が廊下で派手に転倒するシーンがあり、多くの視聴者が前作「ブギウギ」の羽鳥善一(草なぎ剛)を思い出した。
日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。女優の伊藤沙莉が主人公の佐田寅子を演じている。この日は第19週「悪女の賢者ぶり?」(第91~95話)の最終日で、寅子は、改めて亡き夫の優三(仲野太賀)と娘の優未(竹澤咲子)への愛を確認し、その気持ちを航一に伝えたが、一方で、航一を大切に思う気持ちもあるという本音も明かした。航一は、ずっと自分に蓋をして生きてきたが、寅子といるとつい蓋が外れてしまうとし、「あなたと会えてよかった。それだけで十分です」と言った。その後、足止めの原因だった大雨がやみ、航一は、駅まで送ると寅子に声をかけた。部屋を出ようとした寅子は濡れた廊下で足を滑らせたが、なんとか転ばずにすみ、航一は「雨の日、ここはいつも滑り…」と注意を促した。しかしその瞬間、「ああっ! うわっ! えっ!」と声をあげ、体が宙に浮くほど激しく転倒。天井を見上げながら、廊下に寝そべった。
このシーンに、多くの視聴者が善一の転倒を思い出した。戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルにしたヒロイン福来スズ子(趣里)が多くの困難を乗り越えて歌手の道を突き進んでいく姿を描いた「ブギウギ」。善一はスズ子の恩師的な存在の作曲家で、その第112話(3月11日放送)で、自ら主催した「作曲二千曲記念ビッグパーティー」が開催された。ステージでは、スズ子たちが余興としてラインダンスを披露。会場が沸くなか、興奮した善一がたまらず舞台に上がり、一緒に並んで踊りだした。そして最後に勢い余って後ろに転倒。観客を爆笑の渦に巻き込み「これが本当のサプライズだ!」と大喜びした。
この時の善一を彷彿させる航一の派手な転倒に、X(旧ツイッター)は「羽鳥先生に勝るとも劣らないズッコケぷり」「羽鳥先生ばりの転倒でしたね」「大転倒で羽鳥先生思い出した」「羽鳥善一のステージでのこけ方に匹敵する見事なすってんころりん」などと大盛り上がり。また「岡田くん渾身の転倒」「転倒が鮮やかすぎて目が覚めた」「まるで吉本新喜劇」などと岡田の演技を絶賛したり、この転倒をきっかけに2人がお互いの本心を打ち明けることになったため、「滑りやすい廊下がアシストしてくれた」とポストする人もいた。
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