朝ドラ「虎に翼」裕司（菟田高城）のクズ親父ぶりに視聴者ドン引き 栄二（中本ユリス）に「こんな父親に引き取られても」と同情の声も

（中央）佐田寅子（伊藤沙莉）（C）NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第69話が4日、放送され、主人公の佐田寅子（伊藤沙莉）が離婚調停を担当した梶山裕司（菟田高城）のクズっぷりに、視聴者から非難の声が殺到した。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。ドラマは現在、第14週「女房百日 馬二十日？」（第66～70話）が放送中で、寅子は日本人の裕司と、フランス人のルイーズ（太田緑ロランス）の離婚調停を担当することになった。2人の間に生まれた栄二（中本ユリス）は窃盗事件を起こし、両親はともに親権を手放したがっていた。寅子は、責任を押し付け合う両親に心を閉ざす栄二を救う方法を模索しており、この日の放送で両親と面談した。すると裕司は寅子たちの前で「俺は栄二の面倒なんて絶対見ませんよ。今一緒に住んでいる相手が妊娠しましてね。早くケリをつけてそいつと結婚したいんですよ」と発言。新しい家庭で栄二と再出発すればという提案に対しても、「勘弁してくれよ。そういうのは母親の仕事でしょ？」と述べた。そして「離婚後はフランスへ帰って、心機一転やり直すつもりなんです」というルイーズに「フランス。ほら、新しい環境にはぴったりだ」と嫌味たっぷりに返し、視聴者を朝からドン引きさせた。

SNSには「おいおい、すごい父親だな」「栄二くんの父親､クズ中のクズ男だな」「さいってーな親だな」「離婚の前に他の女を妊娠させるのか。息子のことは母親のせいにして何やってんだクズ」といった非難の声が殺到。一方、栄二に同情する視聴者も少なくなく、「まぁ、こんな父親に引き取られてもつらい毎日が待っていそうだしなぁ」「そりゃグレるよな」「さすが栄二に同情するぜ」といった書き込みも見受けられた。