「新宿野戦病院」に「虎に翼」仲野太賀、岡部たかし、平岩紙、塚地武雅登場！ 優三さん→チャラい美容皮膚科医に“転生”し「同一人物がやってんのか？」

「新宿野戦病院」第1話場面写真 （C）フジテレビ

小池栄子と仲野太賀がダブル主演する連続ドラマ「新宿野戦病院」（フジテレビ系、水曜後10・0）の第1話が3日に放送され、現在オンエア中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」のキャストが多数登場する展開に、視聴者から歓喜の声が上がった。

宮藤官九郎さんによる完全オリジナル脚本の連ドラで、東洋一の歓楽街、東京・歌舞伎町にたたずむ病院を舞台に、ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を描く。

注目の初回では、NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表、南舞（橋本愛）が海外向けに歌舞伎町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔している女性と遭遇。歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」には、「港区女子」とのギャラ飲みを趣味とする美容皮膚科医、高峰享（仲野）をはじめ、個性豊かな医師たちが働いている。内科・小児科医の横山勝幸（岡部たかし）が同僚たちとパパ活の話で盛り上がっているところに、他病院での受け入れ拒否により、額から流血しているホストが運ばれてきた。さらに急性アルコール中毒で、先ほどの泥酔女性、ヨウコ・ニシ・フリーマン（小池）と付き添いの南が同じタイミングで病院に搬送されてきた。

ヨウコは翌朝診療費を払わず帰っていたが、後日再度病院を訪問。彼女は海外医師免許があり、かつて米軍の軍医として働いていたが、日本での医師免許がないため医療行為をすることはできない。そんななか、南から、銃で撃たれ出血したムハマドを処置してほしいという依頼が入った。享は外科医がいないので対応できないと拒否。しかし難民申請が通っていないムハマドは他の病院に行くとそのまま強制送還されてしまう。その様子を見ていたヨウコはムハマドを抱えて聖まごころ病院へ。動揺する亨たちを横目に、ヨウコが戦場仕込みの判断力で患者を救った。

「新宿野戦病院」の第1話には、「虎に翼」の主要キャストを演じた俳優が4人も登場した。ヒロイン佐田寅子（伊藤沙莉）の亡き夫、優三役を好演した仲野や、寅子の父、直言役を演じた岡部のほか、寅子の学友、竹原梅子役の平岩紙がソーシャルワーカー（生活相談員）の高峰はずき役で登場。寅子がかつて働いていた弁護士事務所の代表、雲野六郎役を演じた塚地武雅も看護師長の堀井忍役で出演した。

朝ドラキャストが続々と登場する展開に視聴者は大興奮で、SNSには「キャストが朝ドラアベンジャーズやん」「キャストすごっ！　朝ドラと何人も被ってるし」「『虎に翼』からのスライド出演多め。優三さん、直言、雲野先生、梅子さんも」「朝ドラキャスト転生しすぎwww」「朝ドラヒロイン父をこないだまでやってた役者さんに『ギャラ飲み？　パパ活？』言わせるのすっごい好き！！」などのコメントが殺到。なかでも、「虎に翼」で優しい夫を好演し、その演技で連日、視聴者の涙を誘った仲野が、チャラチャラした金儲け主義の医者を見事に演じていることに、「優三さんと全然違う人になってる仲野太賀スゴすぎるな」「優三さんが転生してチャらくなってしまった」「優三さんと同一人物がやってんのか？ほんまに」とうなる視聴者も多かった。